月影の鎖 -狂爛モラトリアム-(FD) 攻略感想【ネタバレON/OFF有】

乙女ゲーム

こんにちは、もちです!
いつも遊びに来て下さりありがとうございます。

今日は月影の鎖FDである「狂爛モラトリアム」のフルコンプ感想を、作品紹介→各ルート感想→総評→まとめの順に書いていきたいと思います。

システム面などは前作と同じなので割愛させて頂き、ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。

本日も宜しければお付き合い頂ければ幸いです。

本編の感想はこちら
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作品紹介

「月影の鎖 -狂爛モラトリアム-」は本編である「月影の鎖 -錯乱パラノイア-」のファンディスク(FD)にあたります。

PSP版→Vita版への移植に伴い、「藤堂兄弟ルート」と「花柳街アナザーストーリー」「大井川護のGOODアフタールート」が追加されました。

本作の内容としては以下の通りです。

  1. 大井川ルウト(お兄ちゃんのルート)
  2. 藤堂兄弟ルウト(新キャラ2名のルート)
  3. 花柳街アナザー(本編のIF設定)
  4. アナザールート
  5. 前作GOODエンド後のアフターストーリー

前作後の幸せな話や、IF設定のお話等も含まれるので、本作をプレイする前に、本編をプレイしておくことをおすすめします。

ここがすごいよ月影の鎖FD

FDといえば個人的には「本編後の明るく幸せな未来が描かれる」「甘い」という印象を持っているのですが、その概念を打ち崩していくような重苦しさと閉塞感が詰まった本作の内容に仰天してしました(笑

本作の雰囲気はOPを見て頂ければ何となく伝わるかなと思います。

く、暗い・・!FDだというのにこの暗さ。だがそれがいい。

この他にない雰囲気こそが本作の魅力なのかな、と大変好ましくも思います。
月影の鎖はいいぞ…!(何

レビューをチェック

ヒロイン紹介

主人公:冬浦めぐみ

紅霞市の一角にある住居を兼ねた小料理屋、『月の畔』の女将として働く少女。

自分を引き取ってくれた先代女将のような人間でありたいと振舞っている。
血の繋がらない兄がいる。

引用元:http://www.takuyo.co.jp/products/getsuei/index.html

攻略キャラクターとおすすめ攻略順

特に制限はないので好きなコンテンツから攻略して問題ありません。

猪口 渉CV:浅沼 晋太郎さん
望月 理也CV:松岡 禎丞さん
榛名 望CV:成瀬 誠さん
神楽坂 響CV:新垣 樽助さん
大井川 護CV:三浦 祥朗さん
藤堂 雅CV:佐藤 拓也さん
藤堂 樹CV:神奈 延年さん

各ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)

大井川ルウト

血の繋がりこそないけれど、”兄”と慕う義兄、大井川護との平穏な日々は何よりの幸せだった。

このまま何も変わらず生きていけたらと願っていた主人公だったが、そんな思いとは裏腹に、主人公の住む街には”駐屯地誘致案”、”水道税”といった不穏な言葉の数々が小さな陰りを落としていく。

変わり出す日常の中、兄妹の関係にも大きな変化が訪れて…

引用元: http://www.takuyo.co.jp/products/getsueifd/index.html

大井川 護 CV:三浦 祥朗さん

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本編でルートが無く残念だったので、FDにルートがあると聞き楽しみにしていました…!

そんなお兄ちゃんルートは2人で凛花祭に行くところからスタート。

一緒にお祭りに行く男の1人もいないのかい?と妹を心配するお兄ちゃん。
色んな男、略して色男!と称して、めぐみちゃん周辺の人達をリストアップしてくれるのが面白かったです。

そんな様子を見て早く兄を安心させたいと思うめぐみちゃん。

一方街の状況としては本編と同じく商店街が一律の値上げを決め、めぐみちゃんは料理のお値段を据え置くことを決意し、決定に背いたことで周囲から嫌がらせを受ける、という流れになります。

更にある日めぐみちゃんを慰めているのを見て、兄との仲を曲解した住民達から「気持ち悪い」「爛れた関係だ」と中傷を受けます。

が、逆にこの出来事で兄への気持ちを自覚しためぐみちゃんは、冷静に自分のことを「気持ち悪い人間」なのだと認識していて辛かったですね(´・ω・`)

そんな彼女を励ましに来て、受け入れてくれた仲悪い若者組2人(望月さん&榛名さん)には本当に心が温かくなりました…!

めぐみちゃんが大変な時期にお兄ちゃんが側に居られなかった理由の1つは、他ルートで分かるように、めぐみちゃんを泣かせないために島の問題を根本から解決しようと駆けずり回っていたというものです。

しかしもう1つは、めぐみちゃんを心配した誰かに彼女と仲良くなってもらうことで、家や自分に縛られず生きてもらいたいと考えていたから、言い方は悪いですが敢えて放り出す形を取ったというものでした。

思えば最初の頃から、めぐみちゃんに早く大切な人を作って欲しいと言っていたのも、お祭りで迷子になった際に、猪口さんと話しているのを声を掛けずに気付かないふりをしたっぽいのも、全部その辺りの考えから来た行動なのだなぁと思いました。

それら行動の背景にあるのはいつもめぐみちゃんへの深い愛で、「1人の女性として好きな妹に醜い自分の姿を見られたくない、見られる位なら早く離れていってほしかった」と語るシーンでは、お兄ちゃん(´;ω;`)ブワッと切なくなりました。

正直本編でのお兄ちゃんは、めぐみちゃんが辛い時にいつも居ないな!(爆)と思っていたのですが、それにはこんな理由があったんですね。

しかし自業自得とはいえ1人住民達から責められまくるめぐみちゃんの心労を思うと、空気の読めないもちさんは「いいから兄ちゃんが側にいてあげてYO!」と思いまくりでした\(^o^)/

ボリュームや恋愛面はあっさり目ですが、お兄ちゃんがこんなことを考えて行動していた…というのが分かりとても良かったです。

藤堂兄弟ルウト

前作の時間軸から派生する物語で、新たな2人と共に新たな「純愛」や「依存」に揺れる恋模様を楽しめます。

引用元: http://www.takuyo.co.jp/products/getsueifd/getsueifdvita/index.html

↓ルートの大まかな感想

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本作で追加になった藤堂兄弟のルートです。

大きな呉服屋を営む社長である兄の雅さんは、表向き優しいですが傲慢な自信家、弟の樹さんは兄を助けることが全てといった感じの真面目な方です。

お祭りの夜、そんな2人が「この島では楽に金儲けできそうだぜ」(要約)と話しているのを、めぐみちゃんが立ち聞きしてしまったことから奇妙な縁が生まれます。

武器を突き付けられても抵抗できなかっためぐみちゃんを見て、2人とも彼女の考えを知った状態からのスタートです。

市長から紅霞市の財政を立て直す実業家として招かれた2人。深海さんには依頼されなかった世界線ですかね。(榛名さんは花街視察という名目で来ているようです)

最初はギスギスしていて感じの悪い人達だなー(´・ω・`)と思っていたのですが、めぐみちゃんの料理を一口食べて「美味い、物凄く美味いな!」とはしゃぐ雅さんを見た瞬間、あっ可愛いと手の平を返したのでした(チョロい

1番最初にめぐみちゃん本来の性格を見られているので、好感度マイナスな状態からのスタートですが、それが本編のキャラ達と違い新鮮で逆に良かったなと思います。

藤堂 雅 CV:佐藤 拓也さん

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裕福な家庭の生まれですが、両親がお人好しを通り越して周りから騙され、財産を奪われるような人達だったので貧しい生活を送っていました。

しかも奪った方の貧しい人達からは感謝されるのではなく、馬鹿な奴らといった感じに虐げられていたとかもう…救いがありませんね(´・ω・`)

そんな両親のようにならないように、誰にも頼らず生きていけるよう藤堂呉服を立ち上げ、お金を稼ぐ方法を模索しながら弟と2人生きてきたのでした。

そんな経緯もあり、自分を犠牲にして働くめぐみちゃんのことを、親を見ているようだと最初から大嫌いと公言しているのですが、それでも自分を気にかける彼女に次第に絆されていく…といった内容でした。「面倒臭い女」は褒め言葉です(笑

しかし島での商売、建て直し事業が思うように行かず、期待を裏切りやがって!と不満を持った住民達により宿を追い出されたり、暴力を振るわれたりと悲惨でした。お前ら本当1度滅びればいいと思うよ…(´・ω・`)

依存EDは樹さんが住民達とのトラブルの末行方不明になってしまい、雅さんは現実逃避からめぐみちゃんに依存、めぐみちゃんもそれに応えた末に最期は白無垢姿で心中するという救いのない内容ですが、作中に語られた白無垢の由来と併せてものすごく印象に残りました。あと艶っぽいです。

その分純愛EDの方は目一杯幸せそうで良かったです!何だかめぐみちゃんが恋する乙女のようで、とても可愛らしかったです(=´∀`)笑

あと雅さんが広場で住民達を一喝し、欲しけりゃ持ってけ!とお金をばら撒くシーンは非常にスカッとしました!

藤堂 樹 CV:神奈 延年さん

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他の人にはそうでもないのに、めぐみちゃんに対してだけは特別冷たい樹さん。

中盤に語られた「いつでも味方してくれる兄とお荷物の自分」というくだりで、「ああ、この人はめぐみちゃんと同じなんだな」とピンと来てしまいました。

樹さんは兄に、めぐみちゃんは店に執着することで自分の価値を見出していました。

頑固で卑屈で自己評価が低い所など、実はびっくりするほど似た者同士の2人で、本音をさらけ出して話すようになってからは、言いたい放題なのが大変微笑ましかったです( ´∀`)

普段は「貴方」呼びなのに、崩れると「アンタ」になった時には、敬語すらどこかに飛んで行くのが何だか萌えました(笑

尋常じゃない程お兄さんのことが大切で、彼の食事の毒味をする程なのですが、兄から必要とされるために、わざと自分の食事に混ぜる毒を持ち歩いていると分かった時にはヒィィそこまでかッ!となりました。(いざという時兄に迷惑をかけないための自害用ともとれる)

身体の弱い彼は鶴のように空を飛びたかった。
けれどそれはできないので兄の為の”鶴”になった。そんな彼がめぐみちゃんと出会い孤独から解放されるお話でした。

鶴が大好きで着物の柄も鶴、お守りも兄が作ってくれた折り紙の鶴という樹さん可愛かったです( ´∀`)

あとプロポーズの仕方がですね…「察しろ」とか言ってしまう不器用っぷりで萌えました(笑

依存EDのめぐみちゃんの「迷惑をかけたくない」は相手を想ってのことではなく、「もし相手に受け入れられなかったら」と自分が傷付くのを避けた結果だった、というくだりは何だか分かるなぁ…と心が痛くなりました。

しかし両想いなのだと分かったのだから、正直心中しなくても良いのでは…?と思ってしまいましたが、そうもいかないのがこの2人の厄介さかなぁと思いました( ´ー`;)陰×陰恐るべし

純愛EDを見て、護さんと雅さんのお兄ちゃんズはものすごく仲良くなれそうだなと思いました(笑

花柳街アナザー

主人公が街の高級娼館である「紅華楼」に囲われることになるIF設定のVita版オリジナルルート。

攻略対象キャラクターと、前作とは異なる展開で艶めいた「依存恋愛」や「悲劇」を味わえます。

引用元:http://www.takuyo.co.jp/products/getsueifd/getsueifdvita/index.html

まず最初に…
この花柳街アナザーを考えた人は頭がおかしい。

本編だけでもあれだけしんどかったお話を、短い尺で更にしんどい方向に持っていけるという謎の手腕は本当にすごいなと思いました。

あまりの辛さにこれは何ゲーなのかな?本当に乙女ゲームなのかな?と何度も自問自答したくなりました(笑
最高に好きです!(直球

↓ルートの大まかな感想

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貧困に悩まされていた紅霞市ですが、神楽坂さんのアドバイスにより、すごい勢いで花柳街が活気を取り戻したという設定です。

そのため水道税や軍用地建設といった問題はないものの、代わりに花柳街の人手不足という問題が発生していました。

そこで市が打ち出した方策は「商店街において市への貢献が少ないと判断した店を閉店し、働いていた若い女を花柳街へ移す」というものでした。

それによりめぐみちゃんの月の畔も閉鎖され、決められた年季分働くか、年季分の給料を雇い先に支払うまで花柳街から出られなくなってしまいます。

唯一の存在意義であったお店と兄をを失い、料理番として紅華楼で働くことになっためぐみちゃんの運命は…というお話でした。

もう最初から何これしんどい状態でした…(

めぐみちゃんは料理番としての雇用ですが、無理やり連れてこられた上花魁にさせられた子達もいて、もう少しマシな政策は打ち出せなかったのか…(´・ω・`)と考えてしまいました。

尚、攻略キャラ達とも初対面から交流を深めていくことになるのですが、立場が違うと色々新鮮でした。

猪口 渉 CV:浅沼 晋太郎さん

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本編では真っ直ぐで強い心を持っていた猪口さんが、こちらではやや病んでいて驚きました。

猪口さんは紅華楼に来ては大金を落として行くものの、泊まりはしない変わった客で、当然店側からは喜ばれ女達にも人気があります。

そんな猪口さんは本編と同じく「誰かを守りたい」「異人差別を無くしたい」という理想を持っていましたが、何も出来ない現状を息苦しく感じており、仮初めでも平等を感じられる紅華楼に安らぎを感じていました。

隔離された空間から女達を自由にはできないけれど、優しくすることがせめてもの罪滅ぼし。

誰かが笑ってくれることで求められている満足感を得ることができていた、というどこか空虚な考えがもの悲しく感じられました。

それが逃げであることを猪口さん自身も分かっているだけに息苦しさ、閉塞感が半端なかったです。

そんな行き止まりに佇む彼が、めぐみちゃんと出会ったことで前に進むか、歩みを止めるかというお話でした。

純愛エンドでは単身本土へ渡り、めぐみちゃんの存在を支えに夢に向かって頑張る姿が印象的でした。

依存エンドでは行き止まりではなくここが夢の終着点。
お互いの名前を身体に掘りながら来世では幸せになろう、と心中する展開が救いがなさすぎて辛かったです。

お兄ちゃんのことも考えたらかなり救われませんよね…(´・ω・`)
妹を救うために身を粉にして働いて帰って来たら、妹は既に亡くなっていた…なんて不幸すぎますが、辛すぎて逆に萌えてしまいました(爆
月影の鎖のせいで変な性癖に目覚めそうでした(黙れ

望月 理也 CV:松岡 禎丞さん

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紅華楼で働くめぐみちゃんの上司兼世話係といった立場です。

本編のような人懐っこさは微塵もなく、必死に働く理也君。

本編の彼は神楽坂さんの元で働いていたことと、めぐみちゃんを送り届けた際の彼女の言葉に影響され自分を見つめ直していましたが、このルートではきっかけとなったその出来事が無いため、元々の性格なのですね。

忙しい理也君を見て、めぐみちゃんは彼の仕事を減らす手伝いがしたいと考えるようになり、短い期間で様々な仕事をこなすようになるのですが、その反面理也君の方は必死で覚えた仕事が簡単に奪われていく無力感、自分は使えない人間なのだという気持ちを強めていきました。

それに気付かずめぐみちゃんが満面の笑顔で「望月さんはすごいですね」などと口にするので、追い詰められていくばかり…

俺の居場所を奪わないでくれ。もう許して…という心の叫びが本当に本当に辛かったです。

純愛エンドは理也君が頼んだ仕事で、めぐみちゃんが怪我をしたことをきっかけに本音を語り合い、良い関係が築けていくというところで終わりました。

反面依存エンドがドロッドロすぎて胃に穴が開きそうでした(爆
理也君じゃないですが「もう許して」と言いたくなりました。

「望月さんに認められたい」という気持ちが悪循環を起こし、どんどん事態が泥沼化し、「自分が居るから皆が幸せになれない」のだとめぐみちゃんは命を絶とうと考えます。

それは悲痛なものではなく「わぁ、何で今まで思いつかなかったんだろう!」というような晴れやかなものでした(´・ω・`)

偶然理也君に見つかり嬉々してその考えを伝えたところ、「ふざけるな!」と一喝される訳ですが「ならどうしたら家族と認めてくれるのか?」というめぐみちゃんの問いに対し、理也君は「自分達と同じ生き地獄を味わうこと」と答えます。

紅華楼における生き地獄とは何か…は簡単なことでした。

めぐみちゃんは花魁となって客を取る傍ら、自分を嫌っていた理也君とも関係を持ち続けるという、愛なのか憎しみなのかもはや分からない関係を続け、少しずつ精神を蝕みながらもやがて堕ちていく…という壮絶なお話でした。

目を逸らしたくなるような悲惨な展開なのに、何故こうも惹きつけられるのでしょうね…

辛いのですが楽しんでいる自分も居て正直不思議です。多分歪んでいても、そこに愛を感じるからなのかな、とぼんやり思いました。

榛名 望 CV:成瀬 誠さん

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街でめぐみちゃんに一目惚れしてお店に通ってくるお客さんという立場です。

しかしあの派手な赤い着物は何なんでしょうね、正直似合わnヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノゴファ!!

榛名さんは花街クラッシャー深海さんの刺客として派遣されたのかな?と思っていましたが、このルートでは会社で起きた問題の責任を被った代わりに大金を渡され、各地を転々としているようです。

めぐみちゃんは料理番なので、お客さんからの指名に応えることはできないのですが、榛名さんは紅華楼に大金を積み、めぐみちゃんに専用の花魁として相手をして欲しいと言ってきます。

実際には話をして高価な贈り物を受け取るだけの関係なのですが、周りからちゃんとお相手をしているものと思い込まれ、羨ましがられて行く中で、少なからず疑っている人もおり、めぐみちゃんはだんだん焦りを感じていきます。

そして焦った末に榛名さんと本来のお客のような関係を持とうとするものの拒まれ、その日以来榛名さんはお店に来なくなってしまいます。そうなって初めてめぐみちゃんは榛名さんへの想いを自覚するのでした。

その後花魁となったことで榛名さん以外のお客もとることになってしまうのですが、榛名さんへの気持ちからいざ本番…となっても決心ができないめぐみちゃん。

実はそんな状況も榛名さんの計画の内で、囲って追い詰めて最後は自分の元に落ちてくるように仕向けていたと知り、お前…っとなりましたが榛名さんの狡猾さを見たルートでした。

状況的には他ルートのような身を切られるような苦しさはなく、恵まれているなぁと感じられたルートでした( ´∀`)

神楽坂 響 CV:新垣 樽助さん

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紅華楼に身を置く島の英雄。

女の子たちから神楽坂さんへの質問を預かり、お話したことをきっかけに、気にかけてもらえるようになります。

しかしそれが逆に女の子たちからの嫉妬を買ってしまい、虐められる羽目になります。

更に間の悪いことに本土へ向かう兄が乗った船が遭難したという情報が入り、心の拠り所を失っためぐみちゃんは「兄が亡くなったのは自分のせいだ」と考え自害しようとします。

この辺りは正に負の思考スパイラルで何でだよ!君のせいじゃないだろ!?と思ってしまいましたね(´・ω・`)

自害すると店に迷惑がかかるので、兄への贖罪と称して仕事を引き受けまくり身体を壊して死のうと考えるのですが、そんな考えを神楽坂さんに論破されて冷静さを取り戻します。

あの冷静なめぐみちゃんが、怒りから神楽坂さんに噛み付きまくるのは何だかかなり貴重なシーンだなと思ってしまいました。年相応で良いと思うんです( ´ー`)

本編同様に相手の考えを読み、冷静に諭してくれる神楽坂さんのスーパーマンぶりは健在で、頼もしいことこの上ありませんでした。

純愛エンドでは自分を先生と仰ぐめぐみちゃんを見守りながら、いつか名前を呼ぶ日のことを考える神楽坂さんが暖かく微笑ましかったです。

依存エンドは…実はかなり印象に残っています。

神楽坂さんが師ではなく兄の代わりを務めた結果、兄以上に大切な存在となってしまい間違いに気付いた時には時すでに遅し。めぐみちゃんは神楽坂さんに依存しきっていました。

「また妹を殺してしまったのかもしれないな…」と思いを馳せながら、償いから彼女の側にいることを必然と考えますが、実際にはそれだけではない感情がめぐみちゃんに対して芽生えつつあるという辺りにお互いの依存が感じられて良かったです。

「兄が無事だったら神楽坂さんと一緒に居られなくなってしまう…」という考えから、兄が無事であるという報告を「聞きたくありません!」と一蹴するめぐみちゃんが衝撃的でした。

しかし神楽坂さん一体お幾つなんでしょうね…
本編では自分で40とかおじさんとか色々言っていたような気がしますが、特典ドラマの中でもうすぐ40と言っていたので30後半位なのかなぁと思います(´ー`)

大井川 護 CV:三浦 祥朗さん

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お兄ちゃん√は他4人と比べて少し短めでした。

めぐみちゃんを必ず迎えに行くと約束してくれるお兄ちゃん。
しかし給料は変わらないのに、仕事は忙しくなる一方の現状に焦りを感じていました。

めぐみちゃんはそんな兄を支えに仕事を頑張るのですが、女性達の嫉妬から虐められる辛い日々を過ごしていました。

そんな2人を繋ぐのは手紙のやり取りですが、一見明るいことが書かれていても装飾の有無や文字の雰囲気で、めぐみちゃんが辛いのだという様子を察するお兄ちゃんは本当にすごいなと思いました。ずっと見続けてきた愛情故でしょうか。

純愛エンドではほぼ全財産をはたいてめぐみちゃんに会うために登楼してくるお兄ちゃん。

そこで想いを告げ、返事はここから出る時にと約束をし、全力で働きめぐみちゃんを迎えに来るという内容でした。再会の日にめぐみちゃんが告白のお返事をしましたが、幸せそうで良かったです( ´∀`)

しかし紅霞市で生きて行くとのことですが、周りの目は大丈夫でしょうか…?(オイ
依存エンドは結果的に心中なのですが、お兄ちゃんの後ろ暗い想いがドロドロしていて大変良かったです(コラ

アナザールート

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基本的には違う出会い方をしていたらこうなっていた、というお話でした。

榛名さん√のみ依存エンドの続きのお話だったのが私得でした(まずそこか

理也君√を見て理也君とめぐみちゃんは、一歩間違うとどこまでも堕ちていくんだなと再認識しました。めぐみちゃんが堕として行くと言うべきでしょうか。

「狂爛」という言葉が出て来て思わずモラトリアムという言葉の意味を調べてしまいました。

狂爛とは物事が狂い乱れていることで、モラトリアムは「猶予期間」や「しばらく辞めること」を表す言葉なのだそうです。

または「責任を先延ばしにした心理状態」も表すそうで、狂い乱れた状態を維持する、甘んじるとかそういう意味なのかな?、いやいっそ激しく狂っている様のことなのかなと、考えれば考える程答えが出ず、もはや私の頭の中も狂爛モラトリアムでした(

ともあれ、このルートにはこのタイトルがぴったりだなと思ってしまいました。

GOODアフター

本編後の幸せなお話です。
最後にまとめて見たので、幸せな気持ちで本作を終えることができました。

総評

ストーリー  : 5 out of 5 stars (5 / 5)
グラフィック : 4 out of 5 stars (4 / 5)
音楽     : 4 out of 5 stars (4 / 5)

システム   : 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
ボリューム  : 5 out of 5 stars (5 / 5)

総合評価   : 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

様々なIFストーリーに追加キャラに幸せなアフターストーリーにと盛り沢山な内容でした。

こんなに内容が充実したFDは初めてかもしれません…( ´ー`)笑
本編を遊んだ時より何倍も月影の鎖が好きになりましたよ!

まとめ

好きなキャラクター順位発表

本編をクリアした時のキャラ好き度は、榛名さん>望月君>神楽坂さん>猪口さんだったのですが、このFDを終えての順番は、望月君>神楽坂さん>猪口さん>榛名さんという感じで大変動しました(笑

といいつつめぐみちゃんやお兄ちゃん、藤堂兄弟を含めて順位を付けられない位全員好きです。

めぐみちゃんに関しては、個性がないようでこんなに個性的な主人公を私は他には知りません!(笑

依存の方に行くと大切な相手を傷付ることすら幸せに感じていたりと、ルートによってはかなりの地雷女さんになっていましたが(失礼)、そんなところさえもこの子の個性だなと感じて愛しく思いました( ´ー`)

本作をプレイして改めてめぐみちゃんは時には人を優しく照らしてくれ、時には狂わせる月のような子だなと思いました。

相変わらずカオスなおまけ要素

あとはイラストや特典ボイスといったおまけ要素も大変充実していました。

前作同様、特典ボイスの中に攻略キャラ達が幾つかのテーマについて語らう、シュールな居酒屋コーナーがあるのですが、お兄ちゃんが加わって更にカオスになり面白かったです!

「秘」についてとか全員自由すぎて全く話聞いていないし、「廃」が変態に遭遇した話とかどうなっているのかw この月影の鎖ドラマの妙なセンスには笑いを禁じえません。

しかし居酒屋なのにお酒を飲めるのが神楽坂さんと猪口さんしか居ないという話で、お兄ちゃんが未成年だったのだと初めて気付き、何だかとても驚きました。
19歳…理也君とお兄ちゃんが同い年だと…?(動揺

最後に

と、楽しかったとか良かったとか、ぼんやりとした感想ばかりになってしまいましたが、本当にベタ褒めしたい位私は本作を楽しめました!

間違いなく人を選ぶ作品だなとは思いますが、鬱展開どんとこい!という方や、綺麗なだけじゃない様々な愛の形(主に歪んでいるもの)が見たいという方には、是非本編とFDをセットで遊んで頂きたいなと思いました。

それでは長々と感想にお付き合い下さりありがとうございました。

良い作品に巡り会えて幸せです。お勧めして下さったTwitterのフォロワー様に目一杯の感謝を捧げたいと思います…!(人’▽`)✨

余談:OPについて

最初のほうにも書いたのですが、OPの独特な暗さと美しさがとても好きです。

Vita版とPSP版とでOPが異なるのですが、「それは儚く…」からの台詞がばばっと流れてくる所がすごく好きで、私的にはPSP版のOPがイチオシです。

FD限定版に主題歌入りのCDが入っており、私はクリア後しばらくエンドレスリピートしていたので、OPに惹かれた方は限定版を購入されることをおすすめしますよ・・!

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