こんにちは、モッチです!
『ライザのアトリエ』を無事クリアしました。
今日は前回の続きから、エンディングまでのストーリー感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に書いて行きたいと思います。ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
宜しければ本日もお付き合い頂ければ幸いです。
前回はこちら
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目次
ストーリー感想【ネタバレON/OFF有】
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・アンペルの義手
リラからライザへの依頼として、アンペルの義手を作って欲しいと頼まれます。
実はクリント王国の錬金術師達が異界に仕出かしたことに対し、同じ錬金術師として大きな罪悪感を抱いているアンペル。
各地の門を封印して回っているのには、贖罪の意味合いもあったのですね。
負を背負い込むアンペルを救いたいと考えていたリラは、正反対の前向きさと真っ直ぐさを持つライザになら、それができると考えたようでした。
・アンペルの過去

無事に完成した義手。
ですがクリント王国の技術を使う訳にはいかないと、アンペルは拒みます。
かつてこの国(ロテスヴァッサ)に仕える錬金術師だったものの、国の意に沿わなかったため同僚の錬金術師から腕を使い物にならなくされ、追放された過去をもつアンペル。
王宮を追い出されたところでリラと出会い、クリント王国がしたことを聞いて更に錬金術の罪深さを知ってしまいます。
アンペルはリラと
「命の続く限り、錬金術師の犯す罪に抗う」という誓いを交わしていました。
リラはその誓いを今も抱いているなら、その腕をとれと言います。
それは薄暗い罪の産物ではなく、ライザが差し伸べた新たな手なのだから、と。
リラの説得で、傍観者ではなく自分の手で戦う覚悟を決めたアンペル。

アンペルがライザにお礼を言うシーンで、ライザも
「2人に出会えたから全員が変われた」と感謝するのが、少しは恩返しできたのかな・・という気持ちになりとても良かったです。
リラもライザもアンペルのことを大切に思っているのがよく伝わり、暖かい気持ちになったイベントでした(*´ω`)
・ピオニール聖塔へ
この辺りストーリーに集中していてスクショを撮り忘れていたようです。申し訳ありません(´・ω・`)
ボオスの情報提供で、水源の魔法具は街の北方に見える塔から持ってきたものだと分かり、一同は塔を調べに行くことに。
北の塔はレントがいつか辿り着きたい、とずっと目標にしていた場所ですね(*´ω`)
塔の名前は「ピオニール聖塔」。
クリント王国とフィルフサが戦った激戦地でした。
異界から溢れ出した女王とフィルフサに、対抗する術のなかったクリント王国の錬金術師達は、せめて民が逃げる時間を稼ぐために、フィルフサを塔へおびき寄せ自分達は犠牲になったのでした。
民達は無事に汽水湖に浮かぶ人工島に逃げ延びたようです。
…実はライザ達クーヘン島の住人は、フィルフサの侵攻から逃げ延びたクリント王国の民の生き残りだったんですね。
関係ないようでしっかり繋がっているお話にオオッとなりました。
・ピオニールの鍵

ピオニール聖島で手に入れた鍵は恐らくクーケン島で使うものではないか?と考えたライザ達は、島の遺跡を調べて回ります。
数ある石碑の中でもトレッペの高台にあるものが1番怪しいと思いつつ、鍵をはめても効果は見られず。ライザは長い年月の中で鍵が壊れてしまったのではないか?と考えます。
そこで錬金術の力で手を加え、修理を試みます。
修理した鍵は無事作動し、人工島クーヘンへの道が開きました。

地下には大きな空間が広がっており、クリント王国の技術力に驚きつつ進む一行。
中心には制御装置があり、調べている内に島が本来の動力を失い、沈みつつあるという事実を知ってしまいます。

動力を回復させる何かが必要ですが、それを作るには素材が足りず、悩む一行にリラは異界から素材を調達することを提案します。
それではクリント王国の略奪と同じでは?と渋る一行ですが、今は故郷の危機を救うのが先決と異界行きを決めるのでした。
タオの話では噴水から真水を出す装置もあるとのことで、修理できれば街の水問題も解決しそうですね(*´ω`)
・再び異界へ

準備を進めている内に乾季に入り、フィルフサの軍勢が攻め入る目前まで迫っていました。
あと少しというところで時間切れ…どうしたら良いか悩む一行ですが、リラが「女王を倒せば全て解決する」と提案します。

確かに原始的かつ1番確実な方法ですよねε-(´∀`; )
危険だからと一応止めたアンペル以外全員即断し、異界の女王の城へと突撃することになりました。
なんてことない明日を迎えるための誰も知らない戦い、という割には大ごとになっていますが(笑)
仲間達だけの秘密の戦いというのも良いなと思います。絵本にしてひっそり語り継いで欲しい。
さて異界の女王の住処へ突入します。
未だにキロは1人で戦っていました。
実はキロが常闇の女王なのではと少し疑っていました。ごめんキロ…
女王は実質ラスボスですが、難易度イージーだし行けるだろう、と甘く見ていました。
結果みるみるダメージを受け速攻で全滅\(^o^)/

これまで回復アイテムにお世話になる機会もなかったので、そもそも攻撃アイテムしかセットしていませんでした…w
これを機に装備・アイテムを見直すことに。
・装備とアイテムを見直してリベンジ

今作の調合は沼です。
良い装備を作ろうとすると、クロース・インゴット系の素材がみるみる無くなるので、複製を上手く利用しましょう(´・ω・`)

複製に使うジェムはクーケン地下構造体の壺から取れるアイテムで調達しました。
大体1度に30,000ジェムくらい獲得できるので、本編クリアまではおすすめですよ。
装備を程々に整えて再挑戦したら被ダメも少なく良い感じに。
倒したと思ったらワイルドアームズ2のナイトブレイザーみたいな第2形態に変身して驚きました(;゚д゚)
無事撃破してもこれで終わりではありません。
脅威は去りましたが、今度こそクーケン島の動力の問題と向き合います。
ライザは女王の体から抜き取った赤い宝石に、クーケン島の心臓部で見た動力と同じ力を感じ持ち帰ります。

そして失敗を重ねながらも遂に、街の動力を復活させることに成功しました!
真水を作る装置も復活したので、噴水からも水が出るようになりましたね。

その後はボオスの手で異界に水を返します。
異界が元の姿に戻るにはまだ時間がかかりますが、キロは何百年でも同胞の帰りを待ち続けるのでした(*´ω`)
・みんなの「これから」

仲間たちとこれからのことを話し合います。
今回の旅で皆それぞれの道を見つけ、旅立とうとしていました。
クラウディアは父親と共にもうすぐ村を発ち、母親にフルートを聞かせに。
レントは長い旅に出て、タオはボオスと共に留学、リラとアンペルは再び旅に。
ライザは島に残って数百年後の動力切れを防ぐ研究をしたり、島の不安定な地盤を何とかしたり…と具体案はないものの色々考えているようです。
それでも早く済んだら旅に出る!と豪語していたので、きっとまた島を飛び出すのではと予想します(*´ω`)

皆が旅立ってしまうシーンでは若干寂しくなりましたが、このひと夏の出会いで得た経験は消えず、少しだけ自信がついて変わった自分で、なんてことない素敵な今日を生きて行こう、という終わり方でした。
エンディング区間は撮影ができないのでスクショはありませんが、ライザの生き生きとした表情に夏の空、輝く海が印象的でした。
個人的レビュー
ライザのアトリエの良いところ
ストーリーが面白い
失礼ながらアトリエシリーズのシナリオにはあまり期待していないのですが(酷い)、今作は仲間1人1人に程よくスポットが当たる、丁寧な物語が好印象でした。
短すぎず長すぎないボリュームも個人的にはGOODでした!
寄り道要素が豊富

宝探しや街の人からの頼み事・隠れ家の模様替えなど、寄り道要素が豊富にあるのでボリューム不足の心配は全くありません(*´ω`)
クリア後も新たに解禁されるイベントや隠しボス、恐らくダウンロードコンテンツも来るので長く楽しめたらいいなと思います。
個人的には仲間キャラクターの追加があるのかが気になるところです。
ライザのアトリエの悪いところ
マップが広く移動が面倒

街では各所にワープできたり、Rボタンでダッシュできたりと、色々工夫されているとは思うのですが、住民クエストの度に広い街を走り回るのと、ダンジョンでの移動がなかなか面倒でした。
住民クエストは掲示板で一括受注できるようにして頂き、ダンジョンではランドマークへワープする機能があっても良かったのでは?と思います。
採取道具の切替が面d(略
本作では採取する際に使う道具(ロッド・鎌・斧・ハンマーなど)を選択でき、同じ採取場所でも使う道具の種類によって異なる素材が採れます。
新しい道具を手に入れると、新しい素材が採れる・・!というワクワク感は非常に良かったのですが、いかんせん膨大な採取ポイントの度に、道具を切り替えるのが面倒でした・゚・(ノ∀`)・゚・
面白い試みだとは思うのですが、次回作では改良をお願いしたいです。
総評
ストーリー :
(4 / 5)
グラフィック :
(5 / 5)
音楽 :
(4 / 5)
システム :
(4 / 5)
ボリューム :
(4 / 5)
総合評価 :
(4.2 / 5)
新しい採取地に行けるようになり、新しい物が作れるようになった時のワクワク感は言葉に言い表せないものがあります。今作でもばっちりその楽しさを味わえました(*´ω`)
実は私がアトリエシリーズで毎回1番楽しみにしているのが『音楽』だったりするのですが、今回は残念ながら耳に残る曲が少なかったです。
というのも音楽自体は壮大さ・美しさを感じるものが多く、冒険している雰囲気が良く出ていて素敵なのですが、全体的に雰囲気BGMというか…
個人的に主旋律のメロディがハッキリしている曲が好きなので、この辺りは好みが出たかなと思います・・w アトリエの曲・後半戦闘曲・ボス戦の曲がとても好きでした。
街で聞こえるセミの鳴き声や波の音など、夏を感じさせる効果音の数々にこだわりを感じました。

アメでもやろうか?は何かずるい(何が
パーティメンバーは皆好きですが、特に好きなキャラクターはリラとアンペル。
アンペルはイラストを見て何となくトリッキーなキャラを予想していたので、常識人かつ時々お茶目というキャラにいい意味で予想を裏切られました。若干顔色悪いですが・・w
リラはクールで格好良いけれど、褒められると逃げ出してしまうような可愛さにやられました(*´ω`)
息のあった良い師匠コンビだったと思います!
まとめ
初心者さんにこそおすすめしたい!

女の子の可愛さが注目されがちな本作ですが、ストーリーは一貫して少年少女の成長物語。
これまでのシリーズにあったような百合っぽいイベントとか、キャピキャピした要素はほぼありません。
強いて言うならライザちゃんのムチムチ感と、リラさんの爆乳が気になる方は気になるかな・・?と思いますが、この辺りは気になる方は事前に公式のムービーなどをチェックされておくと良いかと思います。
システム面も割と快適と、非常に良くまとまった内容だったように思います。
システム周りも一新されているので、「アトリエシリーズ初だけど大丈夫かな・・」という方にこそ是非遊んで頂きたいなと感じました(*´ω`)
最後に

序盤~中盤位まではストーリーの動きが少なく、住民達の言動にイライラすることもありましたが(割とクソ村)、何てことない日常を変えようと踏み出した一歩からの出会い、そして始まるライザ達のひと夏の冒険。
ライザ達強くなるの早すぎだろうとか、中盤以降全く家に寄り付かなくなった娘に説教なしの両親とか、ツッコミどころは多々ありますが、それらを差し引いてもワクワクしてとても面白かったです!

本作が今後シリーズ化されるのかはまだ不明ですが、全然続いてもおかしくない内容だと感じましたし、何より更に成長した彼らの姿を見たい!という気持ちが大きいです。
気が早いですが次回作以降にも期待したいと思いました(*´ω`)
とりとめのない感想ですが、本日もお付き合い下さりありがとうございました!
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