・乾きの季節

ライザ達の島は大きな遺跡の上に立っているのに、遺跡についての伝承が一つもないのはおかしいと話すアンペル達。
伝承はないものの「ここに行ってはダメ」「あれはダメ」等の禁忌だけは、やたらと多いようなんですね。
そんな時、ライザは村に伝わる
「乾きの悪魔」の話をします。
1年に1度訪れる、カラッカラの風が吹く嫌な季節とのことですが、島から出なければ特に被害はないそうです。
話を聞いたアンペルとリラはまたも黙り込み、「乾季はもうすぐだったな」「急ぐ必要がある」と口にするのでした。
・竜退治

先日街道で出くわした竜が対岸をうろつくようになり、街を訪れる商人達にも影響が出ていました。
街の有力者は「退治すべき!」と主張しますが、昔からいる人々は「竜は守り神だから倒すなんてとんでもない!」と主張し、意見が真っ向から割れます。
結局有力者の意見が通り、討伐隊が結成されることになりました。

ライザ達は様子を伺っていましたが、討伐隊に危険が及ぶ前に何とか自分達で退治したい、と竜の住む古城を目指すことになります。
・流星の古城

辿り着いた流星の古城には、何かが激しく争ったような形跡がありました。
古城の一角にあった石碑を解読したタオは、竜は「フィルフサ」という存在を殺すために、召喚された存在なのだと推測します。

これだけの戦いの跡を残すような「フィルフサ」とは何なのか。
果たしてこの竜は倒して良いのか、少し不安になりました。
ある程度探索したら一旦戻るつもりが、竜に突撃してしまった(´°ω°`)

しかしレヘルン(氷爆弾)連発で割と余裕でした(ホッ

負傷者は沢山ですが、救助が間に合って本当に良かった。
ひとまず皆を連れて街に戻ることに。
・クリント王国とフィルフサ

町に戻ったライザ達は古城で見つけた『フィルフサ』とは何なのか、アンペル達に尋ねます。
そこでとうとう事情を説明してくれるのですが・・フィルフサとは簡単に言うと異世界からやって来た魔物の総称でした。
かつてライザ達の住む島の一帯で栄えていた『クリント王国』。
今は滅びてあちこちに遺跡が残るのみですが、王国は錬金術で作った「門」でこの世界ともう一つの世界「異界」を繋げ、貴重な資源を得ていました。
しかし突如各地の門からフィルフサが溢れ出し、対応に力を使い果たした王国は衰退したのでした。
・アンペルとリラの目的

アンペルとリラの目的は、各地の遺跡から稼働中の門を見つけ出し、封印することでした。
以前森でライザ達が見かけたフィルフサは斥候(偵察兵)とのこと。
水を極端に嫌う彼らは、乾季が訪れると一気に攻め込んでくる可能性があり、アンペル達は「時間がない」と言っていたんですね。
ライザ達は門の捜索への協力を決め、より強力な道具を作ることにします。
それにしてもアンペルとリラは何故誰も知らない事実を知っていて、封印のために動いているのか気になりますね。
ここに来て一気に話が核心に迫ったような気がします(`・ω・´)
・強力な餌

最近、街の湖の様子が少しおかしいことに気付いたライザは、漁師さん達に魔物に注意するよう忠告に向かいます。
前回獲れる魚の量が減り、漁師さん達のために強力な撒き餌を作ったところ、無事魚が獲れるようになったという経緯がありますが、どうやらまた魚が取れなくなったようで、もっと強力な餌を作ってくれと頼まれます。

魚がいなくなった原因を調べるべきでは?と提案するライザですが、漁師達は「難しいことは分からない」「とにかく魚が獲れないと困る」の一点張り。愚民かよ。
とりあえず押しに負けて強力な餌を作ることになりますが、絶対後々手痛いしっぺ返しを食らいそうですよね…

結局餌を作っても魚は獲れず、漁師達は悪態をついて去っていきます。
・焦りの少年

港の子供の目撃情報から、やはり海から魚がいなくなったのは魔物の仕業だったようです。
それなのに街では「アンペルが錬金術で悪さをしたから魚がいなくなった」という噂が流れ始めます。

噂を広めていたのはボオスでした。
古城で竜から助けられて以降、ライザ達とはますます険悪になっていたボオス。
そうまでしてライザ達を見返したかったのでしょうか。

「アンペルがライザに錬金術を教えて海に毒を流したんだ!」とでっち上げて、村会で吊るし上げにしようとしますが、その瞬間海に例の魔物が現れ、毒で魚がいなくなったのではなかったのだと証明されます。

タイミングばっちりだったのは、アンペルが事前に魔物をおびき出すアイテムを使っていたためでした。アンペルの方が一枚上手でしたね(´ε` )
・ボオスとライザ達の過去

昔は仲が良かった4人。
ある日海の近くを冒険していた時、ライザが足を滑らせて海に落ちてしまいます。
それを助けようとしたレントとタオも危険な状態に陥りますが、いつの間にかボオスだけいなくなっていました。
少ししてボオスが呼んできたアガーテ達に助けられますが、3人は恐怖心から「なんで1人だけ逃げたんだ!」とボオスを責めてしまいます。
ボオスは「大人を探しに行ったんだ」「大切な時に逃げたりしない」と言い返しましたが、そのまま何となく話すこともなくなり、今のような関係になってしまったのでした。

ボオスがとった行動は最善だったと思いますが、ライザ達の恐怖心も半端なかったと思いますし、何とも複雑な気持ちになりますね(´・ω・)何とか仲直りして欲しいものです・・
・異界へ

村会の後、ボオスは書き置きを残して村から居なくなってしまいます。
ライザ達は酷い目に遭わされたけれど放っては置けない、ということで探しに行くことに。
アンペルとリラも同行してくれますが、アンペルは戦えないのでリラのみパーティに加わります。

ボオスと取り巻きのランバーが向かった先は水没坑道。
以前は入れなかった場所の水位が下がり、新たな遺跡に行けるようになっていました。
途中で1人逃げてきたランバーと遭遇し事情を聞くと、ボオスはフィルフサに襲われた可能性が高いようです。急ぎ追いかけることに。

ボオスを追って辿り着いた先は、捜し求めていた異界の門。どうやらフィルフサに追われ、異界へ逃げ込んでしまったようです。
ここまで来たら当然追うよね!ということでライザ達も異界へ。
・もう1つの世界

異界はなんというか…赤い世界。
タオは異界の風景を不気味だと言いますが、リラが言うには昔は美しい世界だったそう。

実はリラは異界の戦闘部族の出身でした。
最後までフィルフサと戦ったものの敗れ、一族は散り散りになってしまったそうです。
門を通って他の世界に逃げたところでアンペルと出会い、共に門を封印する旅を始めたのでした。

リラ…顔色悪いので人間ではないよなぁと思っていたらまさかの異界人でしたか。
ちなみにリラの一族は長生きとのことで、見た目以上の年齢とのことです。
・ボオスとキロ

ボオスは単身フィルフサと戦う「キロ」という少女に保護されていました。リラとは部族は異なりますが、同じ異界人です。
一行はボオスと共にキロやアンペル・リラの話を聞きます。
実は最初に異界を侵略したのはフィルフサではなく、クリント王国の人間達。

彼らは鉱石目当てで水源の水を全て奪い、鉱石を奪いつくそうとしたのですが、皮肉にも水が無くなったことで、フィルフサが大量に出現するようになってしまったんですね(´・ω・`)
水源の水を奪った方法「渦巻く白と輝く青」について、ボオスは心当たりがあるようでした。
そういえばボオスの家は水を沢山持っているという話でしたよね…

ボオスの家が離れに隠し持っている水源が、異界から奪われた水だと気付いたボオスは、キロに謝ります。「貴方のせいじゃない」と言ってくれるキロですが、ボオスはただ悔しそう・・
「異界から水を奪っているのは自分達だった」という現実に言葉も無い一行ですが、クラウディアのフルートの音色に癒され、まずは一旦元の世界に戻ることに。

急に歌うよ。
・元の世界に戻って・・

ボオスは1人強く戦い続けるキロの姿を見て思うところがあったようです。
ライザ達とのわだかまりも何となく解けて数日後、モリッツ氏の隙をついてボオスはライザ達を水源へと招き入れます。

そこには異界から奪った水を湛える魔法具がありました。
それは昔からこの場所にあるのではなく、何代か前の家の者が何処からか持ち出してきたもののようです。
異界から奪った水で、のうのうと権力を手にしている現状に怒りを覚えたボオスは、魔法具を破壊しようとしますが、リラに止められます。

魔法具を失ったら、たちまち村の水も枯れてしまうので何かしら対策が必要なんですね(´・ω・`)
かつてクリント王国の錬金術師が犯した過ちを清算する方法を、同じ錬金術師であるライザは必ず方法を見つけようと決意します。
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異界に敵の正体に・・と盛り沢山な中盤戦でした!
村の水を異界に戻せばいいんじゃない?(フィルフサもいなくなるし)と軽く考えていたのですが、それではライザ達の生活が苦しくなり、あのクソ村では暴動が起こることが目に見えています。
まず村の水不足を何とかする必要があるんですね(´・ω・`)
ライザ達が力を付けるのが少し早いような気もしますが、そこは錬金術の力ですからね(`・ω・´)(説明になってない
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