図書室のネヴァジスタ 感想【ネタバレON/OFF有】

一般ゲーム

こんにちは、もちです。
以前からフォロワーさんと一緒にプレイしよう!とお話していた「図書室のネヴァジスタ」
新年早々からプレイ開始し、無事にフルコンプできました。 

実を言うと本作。過去に1度プレイしたものの、あまりのしんどさに1周目の中盤くらいで中断したという経緯があります\(^o^)/

しかし2人なら怖くない…絶望にも立ち向かえるぞ…!ということで、再プレイの機会を与えてくれたフォロワーさんには感謝しかありません。

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作品紹介

図書室のネヴァジスタとは?

図書室のネヴァジスタ|TARHS|タース・エンターテインメント

同人サークル「TARHS Entertainment」さん制作の女性向け・全年齢対象PC用同人ゲーム。
ジャンルはビジュアルノベル。キャラクターボイス無し。

5人の学生達の個別ルートが存在しますが、恋愛要素はありません。

「アイドリッシュセブン」「きんとうか」「Si-Nis-kanto」等と同じシナリオライターである、都志見文太先生がシナリオを担当されています。

BLではありませんが、会話のネタや一部ルートの内容的にややBL耐性が必要かな?と思いました。(全く苦手!という方で無ければ問題ないと思われるレベル)

ストーリー概要

その夏最後の嵐の夜、一人の生徒が死んだ。

増水した河の写真を撮りに出掛けて夜まで戻らず、河原には、彼の荷物とカメラだけが落ちていた。
それから数日間の必死の捜索の末にも、見つかったのは右足のスニーカーだけ。

結果として、夏に発生する水難事故の一つとして片付けられ、やがてその死の影には不穏な噂が囁かれるようになる。

彼が暮らした幽霊棟に残る五人の学生たち――

友人だったはずの彼らこそ、呪われた少年の死に関わっているのではないのかと。

引用元:http://www.tarhs.com/never.html

山奥の学校に突然採用が決まった教師:槙原 渉と、弟の死の真相を探りに来てなぜか監禁された状態から始まる記者:津久居 賢太郎の2人が主人公。2人がそれぞれの視点から事件を紐解いていきます。

尚、個別ルートによって槙原先生・津久居さんのどちらかが大きく関わってきます。

おすすめ攻略順

公式さんお薦めコースは久保谷→白峰→茅→和泉→辻村の順となっています。

個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)

一言感想になります。
大きなネタバレはありませんが、一応伏せさせて頂きます。

久保谷瞠(くぼや みはる)

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1周目は必ず久保谷君ルートになります。

過去にプレイした際、槙原先生への容赦ないいじめ描写が辛くなり、プレイを中断してしまった訳ですが、今思えばまだまだそのあたりは序の口でした・・(笑

改まってプレイ開始した本作ですが、

打ち解けたと思ったら落とされる。
また打ち解けたかと思ったらどん底まで叩き落とされる。

の繰り返しでなかなかしんどかった…というのは生温く、もはや心がズタズタになりましたw

バッドエンドが本当に容赦ないんですよ…

最初に全員焼死エンドを見た時にまず「Oh…」となりましたが、神波さんにじわじわ精神を追い詰められるエンドや、瞠君ルートで槙原先生の本質を指摘されるシーン(本当は子供が嫌いな理由の辺り)は、心が痛すぎてもはや「うわああああ」と叫びたいような衝動に駆られました。

皆が何を隠してるのか?なぜ隠しているのか?誰に頼まれてやっているのか?が分からず、何も話してくれないのに失望されるの繰り返しで、とにかく進めていて「何で…」といった理不尽な気持ちになります。

例えば歓迎会を開いてくれたかと思ったら、泥酔させて酔い潰れた写真を撮られてたり、怪しいことを問い詰めたら「やっぱり信じてくれないんだ」的な態度をとられたりで、隠し事しまくりなのにそれはないやろー!\(^o^)/としんどい気持ちになることしばしばでした(笑

でも自分がそう思った状況はきっと子供達にとっても「何で???」「どうしたら」といった状況で、苦しくて限界ギリギリで誰か助けてみたいな気持ちだったんだろうな…と思うといたたまれません。

とにかく大人も含めて登場人物全員救いが必要すぎました。

白峰春人(しらみね はると)

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1周目では比較的ハッピー監禁生活(?)を送っていた津久居さんが、精神的にも身体的にもどんどん衰弱していく様子が痛々しくて辛かったです。

白峰君の問題が解決し、綺麗に終わりかけたからこそあの終わり方にヴォオオオ!となりました。
全てはこれからだったのに…希望に溢れたところで連れて行かれてしまったのが切なすぎました(´;ω;`)

清四郎君の方も解決しないとダメなんだね…
呆然としながら聴いたテーマBGMと朝焼けの背景が美しくてとても印象に残っています。(多分生涯忘れられない

和泉咲(いずみ さき)

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咲君だけでなく、神波さんにも大きく踏み込んだルートでした。

正直咲君が神波さんにあそこまで執着する理由が分からなかったのですが、和泉家の歪みとその辺りが語られる中盤のシーンで、流れる挿入歌も相まってウワアァ(´;ω;`)となりました。
しかしその後に更なる絶望が待ち受けていようとは…(絶句

咲君のテーマBGMかな。焦りと混沌が混ざったようなあの曲が本当にピッタリで、流れる度に言いようのない気持ちがこみ上げました。
本当に「どうすれば良かったんだ」しか浮かんでこないやるせなさがありました。

神波さんも正直嫌なやつとしか思えなかったのに、どんな風に生きてきたのか知ってしまうと同情してしまって辛い。

母親が残した名前に縛られ続けて自分の人生を生きられず、母親への復讐と愛情で動く。そんな所に呪いのように復讐相手の息子達が集まってくるなんて何とも地獄ですよね。

誰も悪くないのに皆不幸でやりきれない気持ちになります。
どうすれば良かったんだ…

茅晃弘(かや あきひろ)

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No1不安になるメンズ。
不安定とかそういうレベルではなく、もはや壊れかけている彼をどう救うのだろう…とかなり不安でした。

茅君はとても朧げで自分のしたことすら記憶が曖昧になる子だったので、どうしてこんな風なのか?何故?で頭がいっぱいになりながら話を進めました。

子供の頃に受けた虐待のせいで心を病んでいて、幼い頃に自分に声をかけてくれた白峰君に依存しています。

その白峰君は実は瞠君のなりすましで、真実を知って以降、これまでの白峰君はなかったかのような存在になり、瞠君に依存する様子に心が痛みました。

茅君が賢太郎の献身と待っていてくれる友達の存在に救われ、元々は優しい人だったお兄さんと最後には普通に話せるようになって良かったなと思いますが、茅君自身の精神面はもう大丈夫なのかな?とか、ラストの方はちょっと駆け足感を感じてしまいました。

辻村煉慈(つじむら れんじ)

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傲慢な言動と暴力がどうも苦手だった辻村君ですが、心を許してくれた後の懐きっぷりと繊細なギャップが可愛らしく、放っておけない感がすごかったです。

それにしても槙原先生の満身創痍っぷりがすごい

毎回大変な目に遭っている気がしますが、辻村君のルートでは一段と…
良い先生だと思いますが、全力で爆弾抱えながらピクニックに行くような生き様に(どんなだ)どうにも不安になります。元カノさんには同情しかない。

個人的レビュー

何といってもシナリオ

しんどい。とにかくしんどいです。
本作の内容を思い返して、パッと思い浮かぶ言葉は「地獄」「毒」でした(爆

私のように「Si-Nis-Kanto」と「きんとうか」にハマり「都志見さんのシナリオが好きだー!」となって本作に特攻すると返り討ちに遭う可能性大です。

しかし原点というか、同人だからこそ可能な薄めていない毒のような雰囲気のある本作(失礼)に、都志見さんシナリオの真髄を見たような気持ちになりました。

気になるよーという方は、まず公式サイト様からダウンロードできる体験版をプレイされることをおすすめします。

そして心が元気で何でも受け入れられる!しんどさもどんとこい!という精神状態の時にプレイされると良いと思います。

BGMが良い!

派手な演出は無いものの、盛り上がる場面で挿入歌やBGMが効果的に使われており、素晴らしかったです。

切ない雰囲気のピアノ曲が多く印象的でした。思わずサントラ出てないかな?と探してしまいましたが、フリー素材も使われている関係か出ていないようです。

混沌とした展開の中で穏やかな挿入歌のnot feelを聴くと泣きたくなります。個別ルートの最後にStill I love youのイントロが流れてくると条件反射的に「うおぉ…」と胃がキリキリします(

まとめ

すっきりとは終わらないぜ

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最後に見られる清史郎君的なエンドはコミカルなノリですが、やはり終わり方は「あぁ…」といった感じで。清史郎君ェ…と思いながら物語を締めくくりました。

1周目の瞠君ルートでは清史郎君が何故こんなことをするのか、大人や兄に絶望していく苦しみを理解できたような気がしたのですが、個別ルートで4人のことを知ってあの結末を見てしまうと、「何でこんないい子達を連れて行ったんだ…」みたいな、理不尽な気持ちになってしまいました。

けれど多分「子供達が成長しただけ」じゃダメだったんですね。
1周目のように槙原先生と賢太郎が自分達の問題を乗り越えた上で清史郎君を止めないと、ハッピーエンドには辿り着けないということなのかなと思いました。

1周目に話の全貌を明かして個別ルートで各キャラクターを掘り下げる作りがお見事でした。1周目があるから個別ルートのラストも一つの結末として受け入れられるというか、耐えられるといいますか…

神波さんと瞠君の関係や、彼らがしてきたこと、関係が少しずつ明らかになっていくのも先が気になる作りになっていて良かったです。

最後に

誰のルートをプレイしても地獄を見るのですが、ここまで感情を揺さぶる作品にはなかなか出会えない気がします。人には勧めづらいですが、本当に良い作品でした。

最後までプレイしても「結局誰が悪いんだ?」という結論が出ず頭を抱えている私がいます。

そもそもなにをもって「大人」になるんでしょうね。私自身大人なの?と聞かれると、年齢くらいしか大人と言える要素がないんじゃないかとか色々考えてしまいました。

とりあえず買っておいた服毒本を読んで考えを整理したいと思います。落ち着こう…(´・ω・`)(オイ

混沌とした感想になってしまいましたが、本作にはファンディスクの「ネヴァジスタハニカム」、スピンオフの「Fool」など派生作品も沢山出ているようなので、そちらも順番にプレイして行きたいと思います。

最後に付き合ってくれたフォロワーさんに感謝を捧げつつ、
本日もお付き合い下さりありがとうございました!

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