夏空のモノローグ 感想【ネタバレON/OFF有】

乙女ゲーム

こんにちは!もちです。

今日は夏が近付くとプレイしたくなる、『夏空のモノローグ』の感想をお送りしたいと思います。

内容としては明日に絶望していた少女が、希望を抱けるようになるまでを描く、切なくて心温まるお話です。

とにかく泣ける!と評判の本作。

私は「泣ける!」と聞いた作品でも、なかなか泣けないことが多く、プレイ前は「正直泣けなかったらどうしよう(´・ω・`)」(薄情者と思われないかと)などという邪念を持ちながらプレイしたのですが、全くの杞憂で毎晩枕を濡らしながらプレイしました(笑

宜しければお付き合い頂ければ幸いです(´▽`*)

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夏空のモノローグとは?

2010年にPS2用ソフトとして発売され、2013年にシナリオ(部活動)・CGが大量に追加されたPSP版が発売されました。

実は「ios/android用アプリ」としても配信されており、私はアプリ版を購入してiphoneでプレイしました。

価格は2,800円と、PSPで購入するより少々お高めですが、スマホで手軽にプレイできるのが大変快適です!

アプリ版はストーリー冒頭部分のシナリオまでは無料で遊べるので、気になる方は試しにダウンロードしてみるのも良いかなと思いますヽ(´∀`。)ノ

うさぎ
うさぎ

今から遊ぶならどの機種がいいのかな?

にゃっこ
にゃっこ

追加要素のあるPSP版かアプリ版で、自分のプレイスタイルに合う方を選ぶのが良いと思うよ!

こんな方におすすめ:機種編

・ちょっと高めでもいいので手軽にプレイしたい方 ⇒ アプリ版
・機種をお持ちでお安くプレイしたい方 ⇒ PSP版

ストーリー概要

主人公:小川 葵らが暮らす土岐島には、30年前からツリーと呼ばれる、謎の超高層建造物がそびえたっていた。
7月29日、彼女と科学部の面々は、そのツリーの観測に訪れたところ、突如『ツリー』が歌いだすという場面に遭遇した。
それから、”7月29日”という日が繰り返されるようになった。

引用元:http://www.otomate.jp/natuzora_psp/
評価やレビューをチェック

ヒロイン紹介

主人公:小川葵

1年前、原因不明の記憶喪失に陥った主人公。

目が覚めた後、母親から「あなたは誰なの」「私の葵を返して」と言われてしまった経験から、過去の自分と今の自分は別人なのだと考えて人との関わりを避けています。

科学部が心の拠り所。

引用元:http://www.otomate.jp/natuzora_psp/

甘いものが好きすぎて好きなものを「砂糖」と言ってしまう極まった回答が好きでした(笑

切羽詰まると「それは思っても言っちゃダメでしょ…」というようなことでも、ちょくちょく口に出してしまうので、あまり良い印象がないのが正直なところですが(苦笑)、難しい心情がしっかりと描かれているのがすごいなと感じました。

オープニングムービー

OP主題歌の「ナツソラ」がすごく好きです・・!

とても爽やかで青春を感じさせる曲ですね。
明るいけれどどこか切ない曲調が、ストーリーに合っていてホロリと来ます・゚・(ノ∀`)・゚・

時間が止まればいい♪の辺りのメロディが大好きです。

夏空のモノローグの良いところ

心理描写が非常に丁寧

主人公だけでなく、 攻略キャラ視点でのお話が沢山あり、心情がこれでもか!という位掘り下げられていたのが嬉しいところでした。
キャラクターに愛着が沸きます(*´ω`)

周回すると、前回攻略したキャラとの会話が共通ルートに少し追加される作りも凝っているなーと感じました。

おまけコンテンツの豊富さ

個人的にはクリア後に読めるツリーピースのショートストーリーがとても良かったです!

とある人物達の、本編に至る前の過去の話が語られるのですが、もう涙なしでは読めませんでした。

部長が科学部を作るまでの話もあり、読む前と読んだ後とで大きく部長の印象が変わりました( ;∀;)

夏空のモノローグの悪いところ

主人公が好みが分かれるかも?

事情が事情だけに仕方ないとはいえ、主人公がかなり後ろ向きかつネガティブな状態が続くので、好みが分かれるかなと思います。

しかしループを通して葵ちゃんの心がどう変化していくか、是非注目して頂きたいです。

攻略キャラクターとおすすめ攻略順

綿森さんは攻略制限があり、最後になります。
それ以外の5人は自由ですが、内容的に木野瀬君を最後の方にすることをおすすめします。

これらを踏まえて私的おすすめの攻略順は、以下の通りです。

加賀 → 浅浪 → 沢野井 → 篠原 → 木野瀬 → 綿森

加賀 陽CV:高橋 直純さん
浅浪 皓CV:井上 和彦さん
沢野井 宗介CV:高橋 伸也さん
篠原 涼太CV:代永 翼さん
木野瀬 一輝CV:阿部 敦さん
綿森 楓CV:岡本 信彦さん

個別ルート感想(ネタバレあり)

加賀 陽(CV:高橋 直純さん)

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主人公に日常的に告白している、科学部のムードメーカー。

あんなに好きだ!と言っていたのに、個別に入った途端葵ちゃんからの告白を冗談でかわしまくるのは何でなんだ…と思っていたのですが、留学を控えていることが分かり、迷惑をかけないようにしていたんだなと切なくなりました。

それでも葵ちゃんのことを褒め称えまくるのはただの冗談ではなく、葵ちゃんが自分にとっていかに大切で素晴らしい人であるか伝えることで、前を向けるように願っていた、と分かるくだりでは「何ていい子なんだ…」と!最初とイメージががらっと変わりましたよ。・(ノД`)・。

好きだと伝えて引き止めてしまおうと考えた葵ちゃんが、未来に向かうカガハル君の言葉を聞いて何も言えなくなるシーンや、自分と彼との違いに愕然とするシーンでは、心情の表現が細やかで見ているだけでぐああ…!と切なさがこみ上げました(´;ω;)

ループが終わると聞かされて皆が何も言えない中、カガハル君が言った「明日は色々なものを奪っていくけれど沢山のものも与えてくれる」といった言葉が印象に残っています。

カガハル君が過去に絵が描けなくなって明日を呪った時、葵ちゃんのおかげで再び歩き出せた現在があるからこその言葉だったんだなと思うと、温かくて自然と涙が出てきました。浄化される。

相談に乗ってくれる木野瀬君が優しいのですが、葵ちゃんへの好意が見えるのでめちゃくちゃ不憫で…
好きな人から恋愛相談を聞かされて励ましてあげられる優しさがすごいと思いました。

浅浪 皓(CV:井上 和彦さん)

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まず2周目は共通ルートでの会話が追加されていておお!?と思いました。
カガハル君との会話シーンは彼のルートをクリアしたから追加されたのかな?

クリア後に見ると、ささやかな言葉に込められた意味が見えてとても良いですね(´ω`*)

 親を失ってから弟の翔くんと2人で生きてきたという先生。料理上手も納得でした。

先生が学校を辞めることになり、科学部の廃部が決まってしまうのですが、その理由が非常勤講師の収入では翔君の入院費を払うのが難しいからなのだと分かり切実な問題だ…と辛くなりました。

この事実を知ってから、ファミレスで奢ってもらうイベントを見る度、ものすごく申し訳ない気持ちになったのは言うまでもありません(

先生に頼まれて翔君の友達として過ごす日々。

翔君の記憶はループの度に消えてしまいますが、毎日楽しく翔君が退院してからのことを考えたりと、このルートの葵ちゃんは明日が来ることをあまり恐れていないように見えました。

しかしループが終わると知らされた日、翔君は病気であと2年ほどしか生きられないことが分かります。

先生は翔君の笑顔を見るのがとても幸せだから、ループが終わって欲しくなかったんですね(´・ω・)

ループが終わるまでの7日間限定で翔君もループに加わり科学部の面々と大騒ぎしたり、先生の家で3人で料理を作って食べる姿が家族のようで微笑ましかったです。

ループが終わって欲しくなくて、部長に詰め寄ってしまう葵ちゃんの気持ちも分かるし、「自分達にできることは精一杯生きることだけ」と断る先輩も辛かっただろうなと思います(´;ω;)

最後には先生の嫁ポジションに迎えてもらえて1日1日を3人で大切に生きていく、という終わり方が尊かったです。

翔君のことを考えると辛いですが、その時に1人じゃないことが先生の救いになるだろうな…と思います。

教師と生徒という葛藤は意外と少なく、自然と家族の一員になっていくような感じがよかったです。

それにしても最初の頃、先生=無気力が白衣を着て歩いているとか表現されているのには笑ってしまいましたw
葵ちゃんは礼儀正しいのに時々コメントが辛辣ですよね\(^o^)/

沢野井 宗介(CV:高橋 伸也さん)

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どこまでもぶっ飛んだテンションと、常識を無視した発明品でみんなを振り回すトラブルメーカーな部長。
ですがオーバーテクノロジー級の天才でもあります。

科学部の活動では部長のぶっ飛び具合が面白かったです。(時々宇宙服フル武装で現れるのには吹きましたw

先生のルートで葵ちゃんは「部長は強い人だから弱い私達の気持ちなんて分からない!」と言ってしまいましたが、本当は皆と同じ弱い人なんだと垣間見える場面が印象深かったです。

部長は亡くなった父親を救うためにタイムマシンを作ろうとしており、葵ちゃんはその助手になります。

もし父親を救えた場合、歴史が変わって「父親を救おうと必死に研究を重ねた今の部長」は存在しないことになります。
同時に科学部も無かったことになってしまいます(´・ω・`)

戸惑う皆ですが、最終的に部長の意思を尊重することを決めます。

過去に飛んでついにお父さんに会えるのですが、科学部と葵ちゃんを失うことを考えた部長は、最後の最後でお父さんに本当のことを言えませんでした。

できなかった…と涙を流す部長にブワッ(´;ω;`)となりました。

普段のテンションからは想像できない温かさと切なさ溢れるお話でしたね。
けれど最後はやはり部長は部長なんだと安心しましたw

しょくーん!を聞くと何だかホッとしますね(笑

篠原 涼太(CV:代永 翼さん)


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普段は読書ばかりで口を開くと皮肉が飛び出す一年生。

葵ちゃんと篠原君の仲が悪いこと(実際には割と仲良しに見えましたがw)を見かねた科学部の面々から、『2人は仲良し計画』として出来るだけ一緒に行動することを言い渡されてしまいます。

一緒に行動する内に、葵ちゃんは篠原君がいつも同じ本を読んでいることに気付きます。

更に昔の友人の言動から、彼が記憶を留めておけない病気であることを知り、忘れられない思い出を作ろうと奮闘するのでした。

街でデートのシーンが可愛かったです。
科学部の皆が作ったデートマニュアル通りに行動しようと葵ちゃんが空回りして、マニュアルを見られてあーんで仕返しされるところとかニヤニヤしてしまいました(´∀`*)

反面、病気のことはどうしようもないので辛かったですね…

ハッピーエンドでは彼が完全に記憶を忘れた訳ではなく、思い出せるということが分かり、少し希望を持てる終わり方でした。

ノーマルエンドでは「科学部なんて好きじゃないし皆も、先輩も大嫌いだった」と泣きながら嘘をつく篠原君に、切なさが爆発してぐああぁとなりました(´;ω;)辛い…

木野瀬 一輝(CV:阿部 敦さん)


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しかめ面+無愛想コンボから周囲に怖い人と勘違いされがちな木野瀬君ですが、本当はとても優しい科学部の副部長です。

木野瀬君にとって記憶を失う前の葵ちゃんは、恋人と言っても差し支えない程の、本当に大切な存在だったんですね。

木野瀬君と仲良くなってから、その「彼女」との思い出話を聞き、嫉妬心から「昔のことにすがりついていては何も見えてこないよ、大切なのは今だよ。だから諦めた方が…」的な言葉を言ってしまう葵ちゃん。

木野瀬君に嫌われたくない一心で、冗談っぽく謝ろうとしてみたり、負のスパイラルに落ちて行く様子には自分のことしか考えてねぇな!と少し悶々としました(苦笑

その「彼女」が自分だったと知った時の衝撃は計り知れないですね(´・ω・`)

今の現実を「悲しい夢」と語るシーンでは、木野瀬君にとって今(=記憶を失った葵ちゃん)は悲しい夢だと思いたい位辛い状況なんだな、と苦しい気持ちになりました。

実際一緒にプレイしていたお友達のまとちゃんと、『うわああぁ!!』と叫びながらプレイしておりました(苦笑

それでも罪悪感や諸々で動けなくなっていた木野瀬君に、思いを伝えて立ち直らせた葵ちゃんは本当に頑張ったなと思います。

ようやく一緒に歩いていけるようになった2人、幸せになって欲しいですね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

綿森 楓(CV:岡本 信彦さん)


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真相ルート担当の綿森さん。
なぜループが起こったのか、自分がどういう存在なのかという辺りが、ついに明かされます。

綿森さんは願ったことを実現させられる超能力者で、過去に「明日なんて来なければいい」と願ったことが原因で、ツリー(タイムマシン)を作り出してしまいます。

この辺りのお話はツリーピースαで語られるのですが、綿森さんが絶望するまでのお話が本当に切なかったです(´;ω;)

その時は力尽きて発動はしなかったものの、30年後に自分と波長が合い、同じ願いを持った葵ちゃんが現れたことでツリーが発動し、ループが始まったというのが真相でした。

他の誰のためでもなく、葵ちゃん自身が明日を願うことループを解除可能。
これまでの積み重ねと綿森さんの協力で、遂にその日を迎えます。

最後の1週間は、綿森さんも一緒に科学部の皆と大騒ぎして過ごすのですが、これまでずっと孤独だった彼が楽しそうにしている姿を見るだけで、良かったねええ( ;∀;)という気持ちになりました。

最後は一悶着ありますが、綿森さんと離れることにならなくて本当に良かった…!
タイトル画面に制服姿の綿森さんが加わった時、何ともじーんとしました。

ツリーピースのお話

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別視点シナリオのツリーピースがとても良かった…素晴らしく良かったです!

綿森さんと部長のお父さんの話と部長の過去話で号泣しました。・(ノД`)・。
どうも孤独の描写には弱い…

綿森さんと部長のお父さんのお別れのシーンは言うまでもなく、あんなに明るく破天荒な部長が、科学部の皆に出会う前はどこまでも孤独で、寂しいと思いながらも誰にも理解されず、お父さんが亡くなった過去を変えるためだけに生きてきたというのが辛かったです…

屋上で浅浪先生と出会い、顧問になってもらえるシーンでは良かったなぁ…!と涙がポロポロこぼれました( ;∀;)

まとめ

心に残る作品

正直恋愛面はさらっとしていましたが、それ以上に人と人との心の繋がりが温かく描かれていたように思います。

‪「どうせ無くなるなら最初から無い方がいい。けど1人では生きていけなくて結局人を求めてしまう」「孤独でないことを知ってしまったからこそ孤独が辛い」‬というくだりは、すごく分かるなぁと辛くなりました。

期待しない方が楽だと分かっていても、実際には人に期待せず生きるなんて難しいですよね(´・ω・`)

失ったぽっかり感を埋めようと同じことを繰り返して、でもやっぱりダメで更に傷付いたり、皆さんにもそんな経験はありませんか?

だけど失敗を繰り返しながら、前に進む夏空のキャラクター達を見ていると、少しだけ明日が楽しみになるような、一歩踏み出す勇気をもらえるような気分になります。

とても温かい作品でした(*´ω`)

夏空のモノローグ、夏が終わる前に是非プレイして頂きたい作品です٩( ‘ω’ )و

その時は本編を終えて満足せず、是非是非ツリーピースまでセットで読むことを強くおすすめします…!(力説

以上、まとまらない感想ですが、本日もお付き合い下さりありがとうございました!

Special Thanks!

本作はお友達のまとちゃんがプレイする際に、便乗して一緒にプレイさせて頂きました!

恐らくお互い、普段はドロっとした雰囲気の作品を好む方じゃないかなと思うのですが(違ったら土下座)、穏やかな雰囲気と音楽に癒され、いっそ浄化されかけながらも、楽しく進められたんじゃないかなと思います(*´ω`)笑

まとちゃん一緒にプレイしてくれてありがとう!

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