百花百狼 感想【ネタバレON/OFF有】

乙女ゲーム

こんにちは!もちです。
しんどくて面白いと評判の百花百狼をプレイしました。
本作は『十三支演義』や『喧嘩番長乙女』を制作された『株式会社レッド・エンタテインメント』様の作品です。

にゃっこ
にゃっこ

2016年にPSVita版が発売されて最近NintendoSwitch版も発売されたよ!

Switchの追加要素はVita版の無料DLC位だと思うので、好きな機種でプレイするといいと思うよ!

大好きな十三支演義と同じ開発元の作品ということで、絶対面白いだろう…!と確信していたものの、悲恋という噂を聞き何となくこれまで手を出す勇気が持てなかった作品でした。
しかし始めてしまえば悌太さんの美しいイラスト・読みやすい文章に夢中になって進めています(笑

主人公紹介までは少々、個別ルート以降はがっつりネタバレを含みますのでこれからプレイされる予定の方はご注意下さい!

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ストーリー紹介

戦乱の世において、独自の発展を遂げた忍びの里“伊賀”と“甲賀”。お互いを憎み合う敵対関係にあった両忍軍だが、天正九年に織田信長による“天正伊賀の乱”が発生し、伊賀が滅亡。わずかに生き残った伊賀忍たちは、甲賀に取り込まれた。

 それから十七年——戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。そんな中、甲賀の長・上野勘道の娘である主人公は、初任務へと臨むことに。だがその最中、主人公と里の運命を狂わせる大事件が起きる。

ヒロイン紹介

主人公: 上野 槐(うえの えんじゅ)

甲賀忍長・上野勘道と伊賀忍長・百地丹波の妹かがりの娘。両忍軍の平和の象徴として大事に育てられてきたため、少しおっとりしている。

忍ということで戦える主人公を予想されるかもしれませんが、見習いなのでまだ敵を斬る覚悟が身についておらず、戦闘でバリバリ活躍する・・という感じではありませんでした。
その辺りを期待してプレイするとちょっとガッカリされるかもしれません。
おっとりしていてとても可愛らしいヒロインちゃんです。

雑記感想(ネタバレなし)

しんどさ>>>>恋愛

攻略キャラは全員で5人。
忍の戦いを描く物語なのでとにかくしんどいです。それはもう容赦なく人が死にます。
そんな感じなので残念ながら全員揃ってハッピーエンドとはいきません。
恋愛に重きをおいた乙女ゲームを探されている方やハッピーエンドでないと困る・・という方には向かないかもしれません。
辛い戦いの果てにささやかな幸せを掴み取る。そんな物語に興味を持たれた方は是非プレイしてみて下さい。

ボリュームは控えめ

1キャラクターのルートにつき2時間位でクリアできるので、ボリュームは控えめです。
それでも物足りないという感じではなく、コンパクトにうまくまとまっている印象でした!

攻略キャラとお勧め攻略順

個人的には月下丸→黒雪→蝶治郎→半蔵→五右衛門の順をお勧めします。
全員しんどいですが、月下丸と蝶治郎ルートは特にしんどいです。間に誰か挟まないと心が死ぬ

お勧め攻略順としましたが、致命的なネタバレなどは無いので正直1~4番目は誰から攻略しても問題ありません。ただ後味的に最後は絶対五右衛門ルートがお勧めです!

ここからはネタバレを含みますので未プレイの方はご注意下さい!

個別ルート感想

月下丸(CV:羽多野 渉さん)

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主人公槐ちゃんの従者でものすごく過保護な月下丸。修行にも付いてきて槐ちゃんに飛んできた手裏剣を弾いてしまうそうです。修行にならない(笑

初任務で仲間達と一緒に京に行った際、
槐ちゃんは秀吉殺害の冤罪をかけられ、父親からも縁を切られ、帰る場所を失い抜け忍になります(´・ω・`)親父…
そんな状況でも月下丸だけは槐ちゃんを助けて付いてきてくれるんです。

その後は安息の地を目指して逃避行となるのですが、共通ルートでわいわいやっていた仲間達が次々に追忍として襲ってきて戦わねばならず心が痛かったです。
最初に猿之介が死んでしまった時は(´;ω;`)うわあああとなりました。

途中月下丸の弟の黒雪が仲間になり付いてきてくれます。しかし彼は共通ルートの時からコソコソしていて実は追忍なんだろうなとか、裏切るんだろうなとか勝手に思ってたら普通にいい子だった(´・ω・`)(爆
黒雪ごめんなさい(

その後も仲間達が1人、また1人と死んでしまう展開は辛かったです。心が死ぬ。
更に謎の忍達が襲ってきたりと一体何が起こってるんだ…と謎が謎を呼ぶ事態に。

そんな折、月下丸が槐ちゃんを守るのは親達からかけられた呪いのせいだという事実が判明。
実親からの殺せという呪い、槐母からの守れという呪い。2つの呪いに打ち勝ったのは槐ちゃんへの想いでした。
彼の人生は…と少し複雑な気持ちになりましたが、最初は呪いのせいだったとしても最後は自分の意思になったから良かったのかなと思います。うまく言葉にまとめられず歯痒いです。・゚・(ノ∀`)・゚・。

その後この戦いが実は秀吉の息子の後見人を決めるための余興だと分かった時の秀吉と親父の反応にはうわああ…と気分が悪くなるレベルの怒りを覚えたんですが、
その時の槐ちゃんの怒りの言葉は美しく彼女らしいなと妙に印象に残りました。
私だったら○ね!この外道が!!位言ってます多分(

最後の月下丸の「俺と一緒に…生きて下さい」という台詞は京から逃げる時に同じ場所で言われた「俺と一緒に…逃げて下さい」と対比になっていますね。
逃げての時は先の見えない不安しかなかったんですが、生きては未来に続く前向きな言葉だなーと思うと何か胸が温かくなりました( ´∀`)

2人が幸せそうで良かったけれど失ったものが大きすぎた…!なルートでした。
次は黒雪ルートに行きたいと思います。

とりあえず秀吉と親父はSHINE!

黒雪(CV:下野 紘さん)

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正に黒雪には槐ちゃんしかいない、というルートでした。
月下丸の弟である黒雪君は正直病んでる!けれどその背景は色々と可哀想な子でした(´・ω・`)

8歳の頃任務で里を出ていた彼が久々に戻ることとなり、任務で京に向かう途中再会し同行する事になります。
飄々としていますがこの時点で何となく槐ちゃんへの執着が見え隠れしています(

月下丸ルートと同じく秀吉殺害の嫌疑をかけられ逃亡する事になるのですが、このルートでは黒雪が一緒に逃げてくれます。
ここで何故助けてくれるのか?と聞く槐ちゃんに対し事もなげに好きだからと答えたり、夫婦という設定にしようよ!と好意を隠さない黒雪君。
反面、旅の一座に会った際に僕たちと一緒に行こうよ!という子供に「僕たちは2人がいいんだ」「邪魔するなら…」とこっそり凄んで怯えさせるシーンではうおおお…!とテンション上がっていました(←ヤンデレ好き

事あるごとに皆信用できないよ、槐は1人ぼっちだよ、僕だけは傍にいてあげるねとじわじわと外堀を埋めてくれます(爆
けれど実際は甲賀の皆や五郎さんは槐ちゃんを助けようとしているので、黒雪が嘘をついて槐ちゃんと2人でいたいだけなんですよね。その辺りは五郎さんにも指摘されていましたね。

過去の話が出た際に微妙な反応をするので覚えてないのかな…?と思っていたんですが、そこは彼の壮絶な過去が関係していました。
8歳の時に村を出た後、加賀での厳しい修行の中でじわじわと記憶を失っていき、最後に残ったのはいつも傍にいた槐ちゃんの事と(護衛役となった)月下丸への憎しみだけだったというシーンは本当に辛かったです(´・ω・`)

甲賀の仲間たちとの会話で、秀吉を殺害したのは実は黒雪という真実を知った槐ちゃん。
このルートでは影武者ではなく本物の秀吉が死んでいたのには驚きました。自業自得だ

しかし黒雪を殺そうとする仲間達に対し、槐ちゃんは命令した真犯人がいるはず…と探す事を決意します。
このルートでは守られてばかりの槐ちゃんでしたがここに来て自分の意思で黒雪を助けようとする姿はよかったです。

しかし真犯人…加賀の頭領は死んだし前田利家でもないし誰なんだろう…ハッ!(;゚д゚)
そうです、親父でした
お前かよ!月下丸ルートに続いて本当にクズだなと納得してしまいました(

親父を撃破…はしませんでしたが逮捕させ、仲間への謝罪も受け入れてもらえて、2人で里を出て徳川忍軍に行く事になりました。
どうなることやら…と思いましたがハッピーエンドで安心しました。何より皆生きてるよ…!(重要
槐ちゃんしかいなかった黒雪だけれど、大切なものが少しずつ増えていったらいいね!と思います( ´∀`)

服部半蔵(CV:津田健次郎さん)

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最強の忍半蔵様。
戦闘時の安心感が半端無いです。
恋愛なんてできるのだろうか…?と思っていましたが心配は無用で本当に素敵でした!
ストーリーが面白すぎて深夜に辞め時が見つからない事態となってしまいました(笑

槐ちゃんが忍らしい行動をとると「その意気や、よし」と褒めてくれるのがとても好きでした( ´∀`)

このルートでは逃避行の際に家康様の命で半蔵様が槐ちゃんを守る、というお話でした。
最初は月下丸が助けてくれるんですが、途中負傷し半蔵様に置いていかれてしまうんですね。(止めようとした槐ちゃんは気絶させられました)
しかし自分がいつも誰かに守られている事に気付いた槐ちゃんは強くなろうと心に決めます。

忍としてまだまだな槐ちゃんに修行を付けてくれたり徐々に口数が増えて行く師弟関係に何だかほっこりしました。
背中合わせに戦うシーンでは感動すら覚えました!
正直この2人は恋愛じゃなくてもいいな…と思える稀有なルートでした。

途中の黒雪と月下丸との別れのシーンはぐっときました…!月下丸はどのルートでも本当に優しいですね(;ω;)

親父は安定のクズでしたがもうここまで来ると逆に何でもこいやーといった感じです( ´ー`)(笑
逆に実はいい人でした!と言われるより清々しいまでのクズっぷりで逆に安心します…(遠い目

最後は怪我により忍を引退した半蔵様と隠れ里で幸せに暮らしました。
16歳と33歳…年の差…イイネ!( ´∀`)(オイ

百地蝶治郎(CV:鳥海浩輔さん)

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まず始めにめちゃくちゃしんどかったです。本作随一のしんどさかと。

槐ちゃんの師匠で従兄。
他のルートでは問答無用で槐ちゃんの命を狙いに来るので少し冷たい印象があったのですが、ルート序盤で槐ちゃんの事を弟子以上に大切に思っているというのが見え隠れして、蝶治郎も任務に悩んでいたんだなと知ることができました。

さてこのルートでは月下丸と五郎さんが槐ちゃんをお城から逃がしてくれます。
蝶治郎や仲間達は親父からの命令に逆らえず槐ちゃんを追うことになるのですが、月下丸のルートよりも仲間達の気持ちにスポットが当たっていて辛くて仕方がありませんでした(´・ω・`)💦

槐ちゃんと蝶治郎の一騎打ちあたりから涙が止まらずボロボロ泣きながらプレイしていました…(
更に月下丸・黒雪VS伽羅・猿之介で戦いになり、最後には霞も含め皆死んでしまいます。
もうやだこの世界…(´;ω;`)

後に黒雪が生きていてくれた事だけは本当に救いでした。
この弟子達の死により蝶治郎は大切なものに気付く事になるんですよね。

しかし仲間と戦いたくない気持ちも理解できるのですが、このシーンで槐ちゃんが戦おうとしないのが正直1番辛かったです。月下丸や黒雪が命を懸けて戦ってくれているのだから、せめて生きるため、生かすために戦って欲しかったなと思います。
…というのは仲間達に生きて欲しかったというただの私の我が儘なんですけどね(つД`)

あまりのハートフルボッコ展開により、その後良いシーンも沢山あったのにどこか心が無の状態でエンディングを迎えてしまいました(
いえ、兄様素敵だったんですよ…!?

仲間達の死が絡むと一気に辛くなりますね。
全てあの大人達が悪いんだ…(現実逃避

石川五右衛門(CV:緑川 光さん)

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みんな大好き五郎さん。
蝶治郎ルートの後だったのでウツコワイ…ウツコワイ…と呟きながら始めた五右衛門ルート。

鬱じゃない…だと…!

このルートでは五右衛門が城から脱出させてくれた後、月下丸も合流し3人で旅をする事になります。五右衛門の人柄もあり割と明るい雰囲気でお話が進むのであまり逃避行感はありませんでした。
月下丸と五右衛門の相性悪いながらのやりとりが何だか面白かったです。
途中裏切られた…?というシーンでも五右衛門なら大丈夫だろうと信頼できる安心感がありました。

槐ちゃんが五右衛門に振り回されたり、逆に振り回していたりして可愛らしい2人でした。

途中追っ手の罠に嵌った際に黒雪が助けてくれるんですが、黒雪はいつも本当に良いタイミングで助けてくれますよね!
きっと京を出た後、深い愛で槐ちゃんを傍で見守ってるんだと思いました(オイ

しかもこのルートでは仲間達が槐ちゃんを保護しに駆けつけてくれる立場なので、わいわいしている姿を久々に見れて感涙ものでした。
ラストの皆でお金をばら撒きながら街を歩くシーンが大泥棒五右衛門らしくていいなーと思いました。
唯一バッドエンドはとても切なかったです。

五右衛門ルートはすっきりとした気持ちで終われたので最後にプレイして良かったなと思いました。仲間も死なないし(重要
逆に五右衛門→月下丸or蝶治郎だったらその差の激しさにうわあああ((((;゚Д゚)))))))となっていた気がします(笑

まとめ

おまけ要素もあるよ

おまけのボーナスシナリオと配信シナリオを読んで無事にフルコンプとなりました。
おまけシナリオがクリア後の話ではなく幕間の話だったのは新しいなと思いました。

いつか機会があればその後の話も読みたいなと熱く希望します…!
配信シナリオの蝶治郎と槐ちゃんは完全に夫婦でしたね!

お話のボリュームは長すぎず短すぎずで私にはちょうど良かったです。続きが気になって夜遅くまで一気に進めてしまいました(笑

辛いけれど良いお話でした

百花百狼、辛いお話でしたが理不尽な状況でも懸命に生きようとするキャラ達の生き様は悲しくも美しくて、しっかり心に残る良い作品でした。キャラクター達も順番がつけ難いくらい皆好きですが、中でも半蔵様が1番好きです( ´∀`)その意気やよし(オイ

良くも悪くも心にダメージを受けたので次は休憩のため頭を空っぽにして楽しめる平和な作品で遊びたいなと思います。
意外とそういうソフトって貴重ですよね(笑

こんな方におすすめ

最後にまとめると、

・悌太さんのイラストが好き!
・切ない話やしんどい話が好き
・さっくりボリュームで楽しみたい!

という方には大変お勧めです。 
ここまでお付き合い下さりありがとうございました!

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