ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~ フルコンプ感想【ネタバレON/OFF有】

乙女ゲーム

こんにちは、もちです!

今日は「ビルシャナ戦姫」をフルコンプしましたので、作品紹介 → 個別ルート感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に感想を書いて行きたいと思います。

・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。

本日もよろしくお願い致します。

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作品紹介

ビルシャナ戦姫とは?

ビルシャナ戦姫は2020年9月17日にオトメイト様から発売された新作乙女ゲームです。

源義経が女性だったら・・というお話で、攻略対象に味方だけでなく敵方もいる点がポイントでしょうか。

個人的神ゲーである「十三支演義」と同じレッド・エンタテインメントさんの作品ということで、オトメイトパーティーでの発表からかなり楽しみにしておりました!

ちなみにタイトルですがビルシャナ戦「姫」なんですよね。
ついつい戦「記」と書いてしまいそうになります・・

購入を決めたポイント

実は歴史物はあまり得意ではないのですが、PVで見た知盛さんがどうも好みのヤンデレっぽいぞ・・ということで即時購入を決定。(ヤンデレ大好き人

結果として大満足でした。

クリアしたばかりですが正直もう1周したい。
実は1度クリアしたゲームをやり直すことはあまり無いので正直自分でも驚いています。もう1周したい。

ストーリー概要

 平家と源氏の命運をわけた『平治の乱』から十五年――。
 栄華を極めた平家はこの世の春を謳歌し、敗れた源氏は没落の中にあった。

 かろうじて命を助けられた源氏の御曹司・遮那王は、山深い鞍馬に預けられ、修行の日々を送っていた。

 そんな遮那王には誰にも知られてはならない秘密があった。
 ――実は女だという重大な秘密が。

引用元:https://www.otomate.jp/birushana/

レビューをチェック

ヒロイン紹介

主人公:遮那王 / 源 義経 ※元服後 / 苗字固定、名前のみ変更可

 源義朝の庶子として生まれるが、平治の乱で父が敗死したことにより男として鞍馬寺に預けられる。
 持って生まれた才と源氏の子ということで、周囲から打倒平家を期待されて育つ。
 特に、師であり育ての親である覚日からは、その才を見込まれ幼少期より兵法と武術を叩き込まれる。
 だが、本人にその意志はなく、穏やかに生きることを望んでいる。

 情に厚く、身分よりも個を重んじる傾向がある。
 生まれてすぐに寺に預けられたため、家族の温かみを知らず憧れを抱いている。

引用元:https://www.otomate.jp/birushana/
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非常に真面目かつ努力家、山奥で暮らしていたために若干世間に疎いところがあります。

事前情報で人外が絡む、といった内容を見かけなかったため、がっつり戦争の話だと思っていたんですよね。

そのため、遮那王が開始10分くらいで突然キーン!と目の色が変わり、驚異的な力を発揮し出した時は(|| ゚Д゚)!?となりました(笑
そう、本作は和風ファンタジーだったのです。

男装ヒロインということでどんな展開で女性だとバレるのかなーとワクワクしましたが、早い段階でバレる or 心が通じ合ってもはや性別など関係ないわ位の状態でバレる、のどちらかだったので、その辺りのドキドキ感はあまりなかったかな・・と思います(笑

重い境遇故に自分の生き方に悩んでしまうこともありますが、真っ直ぐで一度決めた道を貫こうとする遮那王のことを応援したくなりました。格好良くて可愛い素敵なヒロインでした!(*´ω`)

攻略キャラクターとおすすめ攻略順

攻略キャラクターは全部で5人。
頼朝と知盛には攻略制限があり、2周目から攻略可能になります。

公式Twitterさんで紹介されていたおすすめの攻略順は以下の通りです。

ちなみに私は初回教経ルートに入るのに失敗し、弁慶から突撃してしまいましたが、特に問題なく進められました。

サブキャラのエンドもあり

攻略キャラクター以外にサブキャラ4名のifストーリーが見られます。

それぞれ対応するキャラクターの恋愛エンドを見た後に、タイトル画面の「道導」からエピソードを閲覧可能でした。

ifストーリー開放対応キャラ

源 頼朝 → 佐々木高綱
平 知盛 → 平 重衡
武蔵坊弁慶 → 佐藤 忠信
春玄 → 佐藤 継信

短めですが「攻略したい!」と思えるような魅力的なキャラばかりなので、エンドが用意されていて嬉しかったです(*´ω`)

攻略キャラクター&キャスト紹介

 

源 頼朝CV:古川 慎さん
平 知盛CV:福山 潤さん
平 教経CV:河西 健吾さん
武蔵坊弁慶CV:梅原 裕一郎さん
春玄CV:斉藤 壮馬さん

 

個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)

武蔵坊弁慶 CV:梅原 裕一郎さん

 

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クールで渋いおじ様かと思いきや、人懐っこいムードメーカーでした(笑
物語序盤で京から逃れた際、水に濡れた遮那王を着替えさせようとして女性であることに気付いてしまいます。
その際、土下座する勢いであたふたする様子が面白かったです。

真面目で若干わんこっぽい性格が微笑ましいかと思えば、遮那王がどんな道を選んでも受け入れてくれる懐の広さ。

自分の生き方に悩んでいた遮那王は、何度も弁慶に救われます。
さながら皆のお父さん。とにかく頼もしい存在でした。

さてやりたい放題の平家に対し、遂に立ち上がった兄・頼朝の陣営に加わることになった遮那王。
ようやく叶った兄との対面を楽しみにしていたものの、冷たくあしらわれた挙句、小隊を率いての奇襲という危険な役回りを任されてしまいます。

あまりの冷遇っぷりに一行の空気が沈んだ時にも、「信頼されていないということは、これからいくらでも信頼を得られるということ」と前向きに励ましてくれます。
頼朝陣営感じ悪いな・・(失礼)と思っていたので、これにはプレイヤーである私も励まされましたね。

束の間の平和なやりとりでは遮那王様に世話を焼かれたい!とワイワイする一行が見られます。
度々そんなやりとりになる辺り、皆遮那王のことが好きすぎますよねw

平ブラザーズに囚われた場面の絵面のオワタ感が半端なかったです。
しかし「俺、妹欲しかったんだよねぇ」という重衡の台詞に不覚にも萌えてしまいました(笑

重衡、兄上にしか興味ないのかなと思いきや、「兄上と義経と三人で」とちゃんと義経も数に入れてくれるところが嬉しくてキュンとしました(*´ω`*)(最初の頃は大事な兄様に目をかけられる邪魔者として斬られるかと思ってました・笑)

そして知盛の話通じない具合にグハッとなるのでした\(^o^)/ここまで話の通じない方は曹操様以来だぜ…

しかし知盛。平家が没落した後、逃げた先で遮那王と共に朽ちるのも良いと思っていたり、生きることに執着がないんだなぁと。
その割に遮那王の涙を見て頬を赤らめながら襲ってくるギャップよ…

何事にも執着しない人に執着されるとやばいですよね(とてもいい
知盛ルートがどんな話になるのか楽しみになりました。

しかし平ブラザーズが本気を出せばすぐに義経連れ去れそう&戦も終わるのでは…?と思えてしまい、ちょくちょくやりとりが茶番に思えてしまったのは内緒です(

弁慶が心配なのは分かりますが、重要な戦いの中で知盛に背を向けるとか秒で斬られますよ義経(´・ω・`)

そんな平ブラザーズの最期は切ないものでした。
化け物と化してしまった重衡に詫びながら、一緒に海に沈みゆく知盛の姿に兄弟の絆を感じたのでした。

弁慶は義経のために何度も負傷するので不安になりましたが、倒れることなく主を守り抜きました。
息のあった主従本当に格好良かったです。

「夫婦は二世主従は三世」という言葉が印象的でしたね。2人には末長く幸せになってほしいものです。

余談ですが、お人形さん的バッドエンドがR18に両足突っ込んでましたよね…!3pごふごふっ
優しさのパラメータを上げすぎて、知盛の気を吸えなかったのがのが敗因と思われます。
武士に優しさは不要なのか・・(違

平 教経 CV:河西 健吾さん

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あまり前情報を調べずに始めたため、見た目から教経はチャラッとした感じの印象を持っていたのですが(すみません)、ものすごく真面目な子でした。

弁慶ルート終盤で部下達に冷静に指示を飛ばす姿を見て、「むしろ誰よりもしっかりしているのでは…?」と衝撃を受けたのでした。

そんな教経ですが、同い年で才能あると噂される遮那王と比べられて育ったため、ライバル心を燃やしていました。
物語の冒頭部分で自分の強さを示すため、やや強引に勝負を挑んできます。

しかし敗北したことで、平家に恥をかかせたな!と激怒した清盛から鞍馬寺を攻めるよう言い渡され、葛藤しながらも出陣することになります。

平家の力で遮那王に勝ちたいわけではなく、あくまで自分の力で遮那王に勝ちたい教経にとって、鞍馬寺を攻めろという命令は不本意なものでした。

しかし命令とあっては逆らうわけにもいかず、同じく源氏の名に縛られる遮那王とは実は似たもの同士です。

そんな中、遮那王からかけられた「立場に縛られて己を曲げることが恥ずかしくないのか!」という言葉に思うところがあった教経は、清盛から言い渡された勘当をあっさりと受け入れます。

驚きましたが、これでしがらみもなく遮那王と勝負できると前向きなのでした。

1人旅に出ようとする教経に興味を持った平ブラザーズが野次馬的に着いてきて笑いましたw
世間のことをよく知らない教経に、旅に必要なものなどをアドバイスをしてくれるのが微笑ましかったですね。

しかし平家の重要人物がホイホイ自由行動しているのを知ったら、清盛もブチ切れでしょうね\(^o^)/

まず教経は情報を集めるため京の民に話しかけますが、平家を恐れて誰1人まともに話をしてくれないことに衝撃を受けます。

平家の中にいては知ることができなかったことが世の中には沢山あるんだな、でも知らないことは知っていけばいい、と前向きな教経の姿勢はこれからの成長を感じさせてくれました(*´ω`*)
身分を隠している間は鷹人と名乗り、着崩した感じの旅装スタイルも格好良かったです。

意外と再会の時は早く訪れ、自分と勝負するためだけに平家を捨てて平泉に現れた教経に、遮那王は動揺を隠せません。

「成すべきことが決められない自分は勝負に値する相手なのだろうか…」と悩みますが、迷いのない教経を眩しく思いつつ、影響されていきます。

甘いやりとりではありませんが、共に死戦をくぐり抜けながら相手の人柄を知り、好ましく思うようになる過程が丁寧で本当によかったですね・・!

そんな格好良い2人が共闘の末、水に落ちるシーン。「どうなるの…?」よりも先に「女バレくるか…!?(゚∀゚)」とか思ってしまい、下世話ですみませんと何だか申し訳ない気持ちになりました(殴

教経は怪我で意識が朦朧としていたので確信していないものの、ここで義経が女だと薄々気付くんですよね。
それでも口に出さないのは、性別なんて関係なく良い好敵手だと思ってくれていたからなんですね。

結局どこへ行っても家のしがらみからは逃れられないことを悟り、お互い平氏・源氏として戦場で決着をつけることを誓って別れる2人。

しかしお互い覚悟を決めて戦場で再会するも、やはり立場が邪魔をして思うように決着をつけることができません(´・ω・`)

早く…思う存分2人を戦わせてあげてくれ…と乙女ゲームにあるまじき感想を抱いたのでした。

しかし義経が義仲軍に反旗を翻して平家一同と共に京を出ていった件については、残された家来達ポカンですよね(´・ω・`)笑。
そうしたいのは分かるけれども!平泉から教経を逃した件といい結構周りを振り回しますね(オイ

義経の立場的にはしんどいものの、教経とのやりとりには本当に萌えました…

シリアスかつ複雑な気持ちで話を見守っていたのに、子供達に紛れて着せ替えごっこに参加してくる平ブラザーズにブフッと笑わされました。弁慶ルートでは恐怖の兄弟だったのに・・w真逆で平和すぎました。

2人に戦って欲しいとは思っていたものの、最後の船上の一騎討ちがあまりにも残酷すぎてしんどくなりましたが、やっと約束が果たされるんだなという思いと、2人が微笑みながら戦っているのとで胸がいっぱいになりました。

空の下で今世の幸せを得る恋愛エンドと、波の下で来世の幸せを願う悲恋エンドの対比もしんどくて美しかったです。是非この2つのエンドをイメージしたイラストとか見てみたいなぁ・・

最愛の人であり最高の好敵手。
夫婦になっても競い合う2人にニヤニヤしてしまいました(笑

敵同士であっても惹かれ合う過程が本当に自然に、違和感なく描かれていて素敵でした。

平泉からついてきてくれた佐藤兄弟に申し訳なくなるレベルで義経は主君としては0点でしたが(まだ言うか)、教経との関係は100点満点でした。
義経の部下達はもっと怒っていい。

余談ですが弁慶ルートの後にプレイしたため、知盛に執着されていないことに驚きでした。
共通ルートで春玄と行動を共にしたためか、知盛に涙を見られていないんですよね。
一つの選択肢がここまで人生を左右するとは…笑

春玄 CV:斉藤 壮馬さん

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何となく…ぼんやりとですが春玄が本物の義経なのでは?と思っていました。
確信したのは弁慶ルートのエンディングで春玄が頼朝の元に残った時でした。

もしそうなら何故名乗らないのか?なら遮那王は一体何者なのかな?と謎ばかりを抱えて始まった春玄ルートでした(´・ω・`)

まず開幕で母である常盤御前から手酷く拒絶される遮那王。反して春玄には縋り付く様子に「ああ、予想は間違ってないんだな」とまた気持ちが暗くなります。

幼い頃からいつでも共に過ごしてきた2人。
遮那王が源氏として戦うことになれば、春玄も従者として戦う覚悟はできている…ものの、これまでのような関係ではいられなくなることを悩んでいました。

ですがそれは遮那王も同じで、春玄とはこれまでと同じ関係でいたいと語ります。
遮那王の「周りが何か言うなら武勲を立てて黙らせよう!」という豪胆な励ましに惚れました(*´ω`*)この2人の関係にとても萌えました…

平泉に行く前に伊豆に寄って頼朝に会うことになるため、他ルートと比べると頼朝が大分優しい印象でした。(事務的なもの以外の会話はほぼありませんが、ないよりマシかなと←オイ

豊富な知識と兵法をもって義経を支える春玄は、頼朝にも一目置かれる存在でした。
有能すぎて春玄が何とかしてくれるだろうという安心感が半端なかったです。

どんな時でも一緒だった分、気持ちが恋愛に変化するのは大変かな?と思っていましたが、義経は少しずつ春玄にドキドキするようになっていたし、春玄は最初から遮那王のことが大切だったので、その気持ちが恋に変わるまでそう時間はかからなかったなと思います。

中盤で常盤御前から出生の秘密を語られる辺りから話が激変。
やはり春玄が本物の遮那王(義経)であり、常磐御前は春玄を守るため、平清盛の継母の助言に従ってどこの誰とも分からない女児を遮那王として鞍馬寺に預けたという事実を聞かされます。

春玄本人も寺の覚日さんも誰1人として知らなかった事実ですが、頼朝は春玄の刀が父親のものだと気付き、確信した上で2人を同行させ話を聞かせたのですね(´・ω・)

当たり前ですが以降2人の関係は(というより主に義経が)ギクシャクしてしまいます。
義経は春玄の立場を奪っていたことへの申し訳なさと、自分のことが何一つ分からない孤独に苛まれ可哀想でしたね…

しかし春玄は義経に源氏の氏名を背負わせていたことを申し訳なく思う反面、これで戦いから解放してあげられる・・とホッとしていました。そして「お前が誰であっても関係ない」と、これまで通り傍ににいることを望んでくれるのでした。

そんな決意とともに、義経への思いをはっきり心に思い描く春玄に、良いシーンなのに「春玄、パーフェクトイケメンだな」としょぼい感想を抱く私でした(オイ

頼朝は何を考えているのか分からず不気味でしたね…
義仲に「源氏がお前を滅ぼすぞ」と言われたこともあり、史実的にも同族に討たれることを(主に春玄を)警戒しているのかな、と思って見ていました。

春玄への人質的な意味で、義経を妻にするとか言い出さないかソワソワしました(どんな予想だ
大事な告白シーンでもそちらの方が気になって仕方なかったです(上の空か

源氏の力を削ぐために春玄に褒美を与え、義経を自分の一門に嫁がせようとする後白河法皇がなかなかの狸でしたね。(頼朝じゃなくてお前の人質かい!普通に嫌だわと思いました(´°ω°`)

鞍馬寺を人質にして義経を強引に連れ去った上で春玄を味方に取り込み、頼朝と争わせようとするダブル人質戦法。

褒美として官位を受け取れば義経を妻にして良いという申し出に、他の方法がない春玄はその話を受けてしまいます(´・ω・`)

頼朝と争うことになっても義経を選ぶ春玄はひたすら危うく見えました。(立ち絵も目から光が消えていて怖かったですね…

自分のために辛い道を選んだ春玄に、ならば自分も戦おうと決める義経。
これはもう壇ノ浦で死んだように見せかけなければ幸せな未来はないのでは…
壇ノ浦心中エンドis happy(そんな幸せは嫌だ

最後頼朝達との戦いで2人とも斬られ、海に落ちたところでエンドロールに入ったので焦りましたが、無事2人とも生き延びて幸せに暮らしていました。

というのも壇ノ浦の戦い前夜、2人はこれまでのことを頼朝に話し、頼朝と争う意思はないことと同時に、「自分達を殺すふりをしてほしい」とお願いしていたのでした。

その話に頼朝が乗ってくれたんですね。
頼朝の心中は読めませんが、最後は春玄を信じてくれたのでしょう。

春玄とても格好良かったのですが常に不安がつきまとい、萌えよりもハラハラしたルートでした(失礼

しかし最初から最後まで2人はずっと一緒で、
うまくいかないことも2人だから乗り切れた感がある、強い絆を感じたルートでした。

悲恋エンドの春玄は義経を殺されて病んでしまうのですが、そこは怒りに変えて頂きたかったな…と思ってしまいました。でもそれだけ大切な存在だったんだなと。心が耐えられなかったんですね(´・ω・`)

源 頼朝 CV:古川 慎さん

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肉親に焦がれる義経は「兄上の力になりたい!」ととにかく一生懸命。
頼朝がぽつっと話してくれた時など、ささやかなことで一喜一憂して可愛らしかったです。

平泉を出発した後、戦場で危機に陥った頼朝を助けた一行。

宿が2部屋しかとれず義経一行が雑魚寝状態で、おまけに忠信と弁慶の寝相が超悪いとのことw
義経が眠れないことを危惧した継信によって、頼朝と義経が同室になるエピソードには笑いましたw

男5人の雑魚寝をむさ苦しいとぼやく忠信がですが、むさ苦しいのは弁慶と忠信だけだそうです。ちゃっかり自分を除外する継信\(^o^)/

5人の夜中の攻防戦を是非見てみたいものです。
忠信と弁慶を隅っこにするだけじゃダメなのかな。衝立を置いてもあの2人なら転がって突破してきそうですよね(恐怖

頼朝は相変わらず何を考えているのか分からず、義経に言葉をかけるのも駒として利用するためかな?と思ってしまいます。

しかし富士川の戦いの後、寝込んだ義経を自分の部屋に匿って看病していたり、気にしている様子を見せたりと、情があるようにも見えました。

頼朝は口数が少ないので、義経と2人になると無言の時が多くなります。
こう思ってるのかな?発言して良いものか…と毎回悩みつつ話しかける義経がかわいい。義経かわいい(2度言うな)

ただ褒美をとらせようとしても何も受け取らない義経が、高綱相手には「欲しいものがある」と言っているのを聞き、後から「お前が欲しいものはなんだ?」と聞いてくるんですよね。

答えられない義経に、「高綱には言うのに私からは受け取れないのか?」と言ってしまう辺り、分かりにくい嫉妬を感じて微笑ましかったです。

それに対して「はい」と答える義経もなかなか強者でしたw(実は頼朝に渡すお揃いのお守りの材料を頼んでいたというオチでした。
コミュニケーション能力に問題のある兄弟でござる…

今思うと頼朝も悩んでいたのかもしれませんね(´・ω・`)
義経のことを駒として使い潰す気でいながらも、自分を慕ってくれる様子に心動かされたのかも知れません。

京にて、後白河法皇から貴族の嫁をとるよう勧められた頼朝を見て、何だかモヤモヤする義経。
吉次からのアドバイスでそれは兄を取られる寂しさなのでは、と思うようになります。

そこで兄を持つ忠信に「継信に嫁ができたら寂しいか?」と尋ねますが、忠信のゾゾーッとした反応に笑ってしまいましたw

殿は可愛いことを言うなー→2人だけの秘密だぞ!///と内緒話しているところを頼朝に見られ、また静かに嫉妬されるという\(^o^)/
頼朝ルートは静かな頼朝とのやりとりと対照的に、家臣達がワチャワチャしていて微笑ましかったです。

しかしある時、景勝さんとの会話の中で頼朝が「義経は戦に勝つための道具」と話しているところを聞いてしまった義経は、耐えられず館を飛び出してしまいます。
それを追いかける頼朝。

悪しき世を倒して新しい世を作るという天命を果たすために、14歳の頃から私情を持たないよう生きてきた頼朝ですが、ここ最近では度々義経に心を動かされていました。

このままでは駄目だ・・と遠ざけて嫁をとろうとしたのもありますが、それに以上もう2度と愛する肉親を失いたくないという気持ちもありました。

だから義経のことを「怖い」と言ったのですね…

頼朝の本心を聞いた義経は、頼朝からの愛情は求めないが、大将として・兄としてこれからも慕い続けると告げます。

しかし話し込んでいたところを重衡達に襲われ、頼朝を庇った義経は毒矢を受けてしまいます。
その治療のために頼朝に女性であることがバレてしまいますが、性別を知られた後もこれまでと立場は変わらないという実にサラッとした反応でした。

割とビルシャナの攻略キャラクター達は「性別?そんなの関係ねぇ!」という方が多くて潔いというか何というか…w

戦場の真ん中で心を通わせる姿は、はたから見ると男同士にしか見えないだろうなと、見ているこちらが時々心配になります(野暮

頼朝ルートでは春玄ルート同様に義経の出自が掘り下げられますが、池禅尼が平家の女子を義経として育てさせたのは、異形の混じる清盛の血を途絶えさせるためだったのだと分かります。
けれど清盛の血が何なのかはここでは分からずじまいでした。

戦場で知盛と同じ力を見せた義経が、味方の兵士たちからも「化け物だ!」と言われて恐がられる展開は、仕方ないとはいえ辛かったですね(´・ω・`)

それでも頼朝の説得で最後は皆義経に助けられてきたことを思い出し、力を貸してくれてホッとしました。

仕方ないとはいえ最後は超人vs超人の能力者バトルになってしまったのが少し残念でしたね(´・ω・`)花朧プレイ中も思いましたが、こうなると一般人にできることは少ないですからね…

とりあえず何が何でも義経を道連れに連れて逝こうとする知盛に不覚にも萌えてしまいました(

終わってみると、無言の嫉妬が可愛らしい頼朝はとても優しい人でした(*´ω`*)
凍りついた心が義経によって暖かいものに変化していくお話に、雪解けという言葉が浮かびました。孤独に生きてきた分、幸せになって欲しいですね。

出会った時から好感度120%で懐いてくる弟(無防備&時々バーサーカー)
頼朝視点の話が見てみたいなぁと思いました。

平 知盛 CV:福山 潤さん


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ラストは個人的に1番楽しみにしていた知盛ルート。

・・ですが、まず好感度諸々をMAXにして共通分岐地点から開始したところ、速攻バッドエンドへ行きました\(^o^)/
早速罠が仕掛けられていた…知将知盛恐るべし。と開幕からしてやられた感がありました。

こう、主人公が敵から熱烈なアプローチを受けたり、攫われるシチュエーションって良いですよね・・!
うっかり「敵 主人公 恋愛」とか「恋愛 攫われる」とかで検索したくなりますよね・・!(しないから

知盛はすぐに義経を連れ去りたい訳ではなく、むしろ育ててから摘み取りたいタイプのようです。
そして私を…という言葉の続きは、他ルートでの姿を思うに終わらせて欲しい、なのかなと思いました。

鞍馬寺から脱出した際、知盛に口づけられたことを度々思い出し不快な気持ちになる義経。
そんな折、知盛が夢の中にまで現れるようになります。

重衡の話によると、知盛・重衡・徳子は昔よく夢の中で遊んでいたとのこと。
どうも力を持つ者同士は夢の中で会うことができるようです。

しかしそんなことは知らない義経。
平泉に攻め入った武将が、夢の中で知盛が贈ると言っていた「珊瑚の髪飾り」を持って現れたことに動揺します。

義経を精神的にも追い詰めるため、平泉に近い平家の武将達をけしかけてくる辺り本当に嫌な作戦だなと感心してしまいました(´・ω・)加えて夢にも出てくる辺り嫌がらせ度が高い(

富士川の戦いにおいても、義経を絶望させるためなら自軍さえ犠牲にする狂いっぷり。
仲間達を徹底的に狙われた義経は激怒しますが、力を使い弱ったところを連れ去られてしまいます。

義経に気を吸わせて助けた知盛は、「義経が何者であるか秘密を共に調べるのはどうか?」と提案してきます。

そんなの御免だ!と突っぱねようとする義経ですが、自分の力で仲間達を危険に晒さないため、知盛の提案に乗ると同時に、力の制御方法を教わることを決めるのでした。

こうしてちょっとズレた2人の旅が始まるのですが、当然仲が良い訳でもなく(´・ω・`)笑

義経の泣き顔が見たい知盛ですが、ふと義経の笑顔を見たことがないことに気付き、笑顔も見てみたいと言います。

また変なこと言ってる…みたいな義経の反応が面白かったです。

そんなある時、義経を泣かせようと知盛が怪談話をしますが、これが全然怖くない(笑
弟は怖がったのに・・と憮然とした知盛に義経は爆笑してしまいます。

なぜ義経が笑ったのか分からない様子の知盛も、そんな知盛が見せた無邪気な笑顔に驚く義経も、何だか可愛い2人でした(*´ω`*)

平清盛が病で今際の際にあるという噂を聞き、話を聞くため急いで京を訪れた2人でしたが、清盛は義経を一目見て「蓮月」と呼びます。

そして「蓮月」に平家の未来を託して息を引き取るのですが、同胞と呼ばれ混乱した義経は邸を飛び出してしまいます。

義経を引き留める際、行って欲しくないと初めて感情を露わにした知盛は優しかったですね…
義経に触れた際、何かが乗り移ったような様子を見せた徳子殿も気になるところです。

源氏に戻った義経は力を使い活躍を続けます。
しかし力を使った後、意図せず春玄の気を倒れる程までに吸ってしまい、このままでは大切な者を死なせてしまうと恐怖を覚えるようになります。

戦いたくないという義経の悩みを知りながらも、駒として利用してくる頼朝にはNooとなりました(´・ω・`)

そしてそんな義経を止めようとする知盛がすごく、まともでした…(すみません
涙を流す義経を見て、自身もボロボロなのに必死で助けようとします。

気付けば知らない人を沢山殺し、大切な人の気を吸い取って生きてきた知盛。
義経が幼い頃の知盛をギュッと抱きしめるシーンが可哀想で、何とも悲しかったです(´;ω;`)

同じ悲しみを知る2人はもはや運命かなと。
ヤンデレ・運命枠という私の好きな2大要素を兼ね備えた知盛はもはや最強でした(なに言ってる

平家は代々異類と婚姻を重ね、不思議な力を得てきた家系でした。
徳子の体を奪った清盛の妹:蓮月は、義経と共に源氏も平氏も滅ぼし、力を持った自分達が国を支配しようと企みます。

義経はそんな蓮月の娘だったんですね。
清盛の願いを叶えるため、濃い異類の血を引いた子を産んだものの、異類を嫌う池禅尼の兵達に殺され、奪われた赤子が義経でした。

義経を連れ去った蓮月に対抗するため、なんと知盛は源氏に協力を求めます。
2人で生きる未来を諦めない、と義経奪還を誓う知盛は何ともスーパーヒーローでした。
本当に弁慶ルートの知盛と同じ人物なのかと疑いたくなるレベルでした(オイ

義経も格好良かったです…
蓮月の気を吸った知盛が化け物になったら殺して欲しいと頼んだ時も、「断る!死ぬ時は一緒に連れて行け!」と、何なら地獄まで付き合うと啖呵を切るのが最高に格好良かったです。

徳子と蓮月…
帝の声で自分を取り戻し、最後に蓮月を押さえ込んだ徳子はどこまでも母でしたね。
幼い頃に蓮月が入り込んでいなければ、また違った道があっただろうにと思うと切ないです(´・ω・)

正直知盛と恋愛できるのかな…?と思っていましたが、終わってみればしっくりくる上、源氏と平氏も和解し大団円的で最後にすっきり終われるルートでした。

長く生きた人外か何かかと思っていたのですが、力に振り回されて色々諦めた可哀想な子供でしたね(´・ω・`)

序盤の夢の中まで嫌がらせに来る知盛も良かったですが(笑)中盤以降ヤンデレ要素は消滅しら正統派ヒーローな知盛も格好良かったなと思います。

しかしエンディングで執着と嫉妬を覗かせるあたりやっぱり知盛なんだなとw
最初の頃は得体が知れなかったのに、随分可愛らしくなったなと思いました。

「姫君」という呼び方も印象的でしたね。

個人的レビュー

ビルシャナ戦姫の好きなところ

丁寧な恋愛過程

義経と攻略キャラクターが惹かれあう過程が丁寧に描かれており好感が持てました。
甘さはやや控えめかなと思います。

必要な機能が揃ったシステム面

タイトル画面の道導(フローチャート)から好感度やパラメータを操作し、好きなところから開始できます。
選択肢ジャンプがあり、1度クリアしてしまえばエンドの回収も楽々でした。
ただ既読スキップの速度は遅めです。

ビルシャナ戦姫に物申したいところ

人を選ぶ設定

男装・人外といった要素が苦手な方は要注意。
あとは知盛がすごい勢いで執着してくる(何なら他ルートのエンディングにも出張してくる)ため、執着やヤンデレが苦手という方には辛いかもしれません。

モブの種類が少ない

戦場で同じ姿の顔なしモブがわらわら出てきてシュシュッと動き回る姿はなかなかシュールです。
申し訳ないですが真面目なシーンで少し笑いそうになりましたε-(´∀`; )

戦闘シーンの演出が弱い

戦闘が多いのは内容的に仕方ないと思いますが、戦闘シーンの見せ方がもう少し勢いのある感じだと良かったかなと思います。

義経「やぁぁぁ!」キーン!「はぁぁ!」キーン!! → 敵「うわあぁ!」

みたいな戦いが多くて少し単調でした。
掛け声を減らしてもう少しスピーディにして頂けたら良いなぁと。

正面・背面の立ち絵をうまく使って、戦闘中の目まぐるしい動きを表現しているのは良かったなと思います。

総評

ストーリー  : 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
グラフィック : 5 out of 5 stars (5 / 5)
音楽     : 3.8 out of 5 stars (3.8 / 5)

システム   : 4 out of 5 stars (4 / 5)
ボリューム  : 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

総合評価   : 4.4 out of 5 stars (4.4 / 5)

個別ルートは大体1人当たり4時間位
ファ○通のレビューで合計プレイ時間88時間と書かれていましたが、多分そこまではかかりません\(^o^)/

個別ルートに入った後も、割と全ルート共通の部分が多い辺りは好みが分かれそうです。
BGMは正直あまり耳に残る曲がありませんでしたが、和ロックな雰囲気の戦闘曲が格好良かったです。

まとめ

最後に

久々にとても楽しめた作品でした!

個人的に平家一家とワチャワチャする義経のifストーリーが見たいです。
清盛に可愛がられたり、教経にライバル心燃やされたり徳子様に世話を焼かれながら、平兄弟とワイワイするほのぼのストーリーが読めたらなと思います(*´∀`)笑

FDや続編が出るといいなぁと期待しつつ、良い作品との出会いに感謝したいと思います。

長くなりましたが、本日も感想にお付き合い下さりありがとうございました。

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